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2022年1月21日 (金)

夜間頻尿

朝までいっきにぐっすり眠りたいのに、夜中にトイレに行きたくなって起きざるを得ない。

中高年になると、こうした夜間頻尿の悩みを抱えている人が少なくないとか。

次の動画では、マーカスさんが頻尿について説明しています。

YouTube: Do You Pee A Lot?

ここで問題にしているのは頻尿の中でも多尿の場合です。多尿の二大原因は

  • 糖(体内で糖になるものを含む)
  • 動物性食品

と言っています。

この2つの害については、過去記事でもさんざん書いてきましたが、多尿にも関係しているんですね。

● 糖

糖尿病の人は多尿になりやすいそうなので、糖と尿の関連性については一般的にも認識されていると思います。

糖が血液中にたくさんある状態(血糖値が高い状態)は有害なので、体内の水分を集めて尿を作って、糖を排出しようとするため、多尿となります。(体内の水分が不足して喉も渇きやすくなります)

では、なぜ血糖値が高くなるのでしょうか。

例によって動物性食品がその原因の一端を担っているようです。

● 動物性食品

動物性食品には飽和脂肪やコレステロールが大量に含まれており、これらがインスリン受容体を塞(ふさ)ぎ、糖の適切な吸収を妨げてしまうらしい。

こうなるとエネルギー源である糖を利用できないばかりか、血液中に糖が残って、血糖値が高くなってしまいます。

そして、多尿となって頻繁にトイレに行きたくなるわけですが、男性の場合、頻尿だと、かなりの確率で前立腺疾患も進行しているとか。

だから、糖は適切なもの(ローフード)を適量取り、動物性食品の摂取をやめれば、夜間頻尿の問題は解決するとマーカスさんは言っています。

でも、自分の意志で食事をコントロールできないという人も結構多いようなので、マーカスさんはこのような人たち向けにTrim Forceというサプリも販売しています。

私は試したことがないのですが、上掲の動画と販売サイトの説明によると、糖やでんぷんの吸収を阻害し、既に体内にある脂肪を燃焼させ、スリムなボディを作ってくれるものらしい。

カプセル入りのサプリですが、カプセルから出して、パウダーを舌の上に乗せ、その2分~10分後ぐらいに、糖を含むもの(例えば、チョコレートなど)を食べると、恐ろしく不味く感じるそうです。

なので、体内に入れてしまった糖の吸収を阻害するだけでなく、糖を食べる意欲を失わせるという。。。

肥満大国アメリカでウケそうなサプリですね。

Trim Force の成分は次のとおり。

  • ミラクルフルーツ(糖分阻害)
  • 白インゲン豆抽出エキス(炭水化物阻害)
  • ウチワサボテン(インスリン生成促進)
  • カルニチン(脂肪燃焼)
  • 昆布(甲状腺サポート)
  • ジュニパーベリー(膵臓サポート)
  • 共役リノール酸(脂肪代謝)
  • クロム耐糖因子(血糖制御)

西洋医学では夜間頻尿の特効薬がないらしく「年のせい」とあきらめている人も多いみたいですが、実際は「食べている物のせい」なので、食生活を見直せば、改善する可能性はあると思います。

また、食生活を見直したけど、夜間頻尿の問題が解決しないという場合、骨盤の歪みがないかもチェックしたほうがいいです。

私は骨盤が歪んで左右のバランスが崩れると、夜中にトイレに行きたくなってしまいます。(歪みによって内臓が刺激されちゃうんでしょうか?)

歪みの矯正には骨盤矯正体操合掌合蹠運動(今では連続100回できるようになりました!)がお勧めです。

就寝中に足がつる場合も、食生活の改善と骨盤の矯正が有効です。)

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コメント

ちょうどこんなの書いてたのでタイムリーと思いました

https://serai.jp/health/1057056

自分の場合は、過食&寝る前の飲食が問題なのが明らかなので、17時以降飲食しないをスローガンにしています

就寝中に足がつるのは、ローフードを真面目にやり出してほぼなくなりました。

ただし、日中にかなり長距離を歩いたときは、つることがあります。

このときは、マルチミネラルサプリ&水が、即効性あります(たぶんマグネシウムがきいてる)。

もっと効くのは漢方の芍薬甘草湯。ドラッグストアにあります。

それにしても、仙腸関節のズレのこともあるのですね。これは意外でした~

投稿: すずき | 2022年1月26日 (水) 09時08分

>すずきさん
おはようございます。コメントありがとうございます!

サライの記事拝見しました~。
すごい偶然!
すずきさんも同じような時期にこのテーマで記事を書かれていたとは。。。

>過食&寝る前の飲食が問題
確かに、これは夜中にトイレに行きたくなるパターンですよね。
過食するのはたいてい炭水化物系なので、尿量多くなりますし。

>(たぶんマグネシウムがきいてる)
私もマグネシウムのファンなので同意です。
こむらがえりや筋痙攣に効果があるってマーカスさんも言っているし。

>芍薬甘草湯
これは知りませんでした。足つり用の漢方があるんですね。

>仙腸関節のズレ
この問題は男性より女性のほうが多いような気がします。
そして、骨格が歪むということは筋力不足、運動不足なので、すずきさんのように体を鍛えていらっしゃる方には起こりにくいのではないでしょうか。
すずきさんがかなり長距離を歩いたときにつるのはふくらはぎですか?
私はスネからサイドにかけてなんですよね。
そのときの骨盤の歪み具合でつる部位が微妙に変わりますが、ふくらはぎはつらないんです。
スネつり=仙腸関節のズレ かなと思っています。

投稿: すずきさんへ | 2022年1月26日 (水) 10時19分

>すずきさんがかなり長距離を歩いたときにつるのはふくらはぎですか?

ふくらはぎだけのこともあれば、すねも加わることもあります。

原因はふだん歩いていないのに、いきなり往復20kmとか歩くから。ふだんから、ちょこちょこウォーキングやサイクリングしていれば防げる症状かな、と

芍薬甘草湯は常備しておくといいです。夜中につったらすぐに飲むと効きます。

あと、こむらがえりの専門医によると、オクラ水(ヘタを切ったオクラを水に何時間か漬けたもの)がすごく効くそうです。ただオクラ好きでないと難しいので、自分はすぐやめてしまいましたが。ふだんからオクラをサラダの材料にしておくとよいでしょう。

投稿: すずき | 2022年1月27日 (木) 05時58分

>すずきさん
こんにちは~。お返事どうもです!
ふくらはぎ+すねのこともあるんですね。
芍薬甘草湯は魅力的だけど、私は性格的に、そういうものを常備すると、安心して糖質をドカ食いしそうなんで、食べ過ぎたら痛い目にあうという緊張感をもっていたほうがいいような気がします(^_^;)
オクラは嫌いじゃないので、サラダに積極的に取り入れていきたいです。

投稿: すずきさんへ | 2022年1月27日 (木) 14時36分

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