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2021年12月10日 (金)

デトックスの鍵を握る臓器:腎臓(その2)

先週に引き続き、今週もHeal Your Faceをベースにした腎臓の話です。

前回、「透析患者の余命は長くない」と書きましたが、本ではこの後に但し書きが続きます。

但し、徹底的にライフスタイルを変えて、現代の動物食中心、糖質過多のコンフォートフードや化学物質まみれの飲み物を取るという健康破壊習慣に逆戻りしなければ、まだ望みはある。

腎臓病で透析療法を受けるということは生死の境目にいるということだ。

君はどっちを取る?

生きるか、死ぬか。

生きるためには、腎臓を疲弊させる原因を知る必要があります。

【腎臓病の原因】

  • 加工炭水化物
  • 甘い物
  • タンパク質過多(ナッツ、シード、プロテインパウダーを含む)
  • カフェイン
  • アルコール
  • ストレス
  • 塩分過多
  • 化学療法
  • 過剰に娯楽に依存するライフスタイル
  • 糖分と炭水化物(低血糖症や糖尿病)
  • コーヒーの多飲(結石)
  • でんぷんや炭水化物(結石)
  • 糖尿病(腎臓病の最大の原因)
  • 肉(大量の動物性タンパク質)
  • 擬似肉(加工タンパク、加水分解植物性タンパク、グルタミン酸)
  • アルコール
  • タバコの煙(間接喫煙を含む)
  • 重金属中毒(鉛やカドミウム)
  • 高血圧
  • 炭酸飲料(特にリン酸を含むもの)
  • カフェイン
  • 処方薬、快楽目的のドラッグ、アスピリン、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDS)、ステロイド、鎮痛剤、コルチゾン薬、下剤、睡眠薬
  • 塩、利尿剤
  • 必須脂肪酸(EFA)欠乏症
  • 脂っこい物や揚げ物
  • 乳製品
  • 制酸剤
  • 副腎疲労(慢性ストレス)
  • 食物繊維不足
  • 水分不足
  • 睡眠不足
  • ストレス過多
  • 風呂・シャワー・水道水の塩素

糖は地球上で最も中毒性がある破壊的な成分だ。糖がヒトを殺している。糖は腎臓をダメにする。また、人間関係も糖によって損なわれる。研究によると、ほんのわずかな糖を摂取するだけでも免疫系が何時間も停止してしまう。糖は純粋な酸の結晶だ。体はこの有害な物質から自らを守るため、脂肪と粘液を作り出す。

糖は腎不全、腫瘍、心臓病、がんと直接関連している。がん細胞は酸素を必要としない。がん細胞は燃料となる糖さえあればいいのだ。がんになっても炭水化物や甘い物が食べたい? 肥満、白髪、低血糖、しわ、結腸疾患、関節痛、不安、うつ病、怒り、月経前症候群(PMS)、高血圧、心臓疾患、潰瘍、前立腺疾患、嚢胞、皮膚腫瘍、視覚障害、骨の劣化、虫歯その他さまざまな病気になってもいい?

乳酸と尿酸

腎臓は乳酸(筋肉から)や尿酸(使い古しの細胞から)を処理して除去する役目も担っている。乳酸や尿酸が効率的に除去されないと、炎症、関節炎、痛風が起きる。尿酸は関節痛の最大の原因だ。つまり、関節炎は腎臓が正しく機能していないということ。タンパク質、酸、糖で腎臓に過重な負担をかけたということ。(肉、パン、穀類、プロテインパウダーを止める。)

便秘でさらに問題が悪化

溜まった糞便から有毒物質が再吸収されて血流に乗り、再び腎臓を通ることになる。

そうした有毒物質が体内に滞留している間、腎臓はそれらを何度も何度も濾過しなければならない。しかも、飲食や呼吸、経皮吸収などで毎日新たに体内に取り込まれるものの処理も同時進行させなければならない。

想像してみてほしい。ジャンクフード、家庭用クレンザー、保存料、殺虫剤、プラスチックから発生するガス、重金属、肉に含まれるホルモンやステロイド、水道水の塩素など、有害な物質が腎臓のフィルターを通過できず、逆流してしまっているところを。

このような酸やミネラルの老廃物が蓄積され、結晶化し、腎臓は岩のように硬い石灰化したセメントの塊となってしまうんだ。

動物性食品

動物性タンパク質(肉や乳製品など)の処理には大量のカルシウムが必要。このカルシウムによって腎臓が石のようになってしまう。

肉食者の腎臓は、菜食者の腎臓の3倍の重労働を強いられる。さらに、肉を食べると体内で大量の窒素が生成され、これまた腎臓に負担をかけることになる。

体を酸性にするもの

体を酸性にするもの(加熱料理、糖、ソフトドリンク、加工食品、化学物質、保存料、アルコール、タバコの煙、カフェイン、薬など)が入ってくると、血液のpHを中和するため、大量のカルシウムが必要となる(骨からもらうことになる)。

中和処理に使われたカルシウムの行く先は腎臓だよ。腎臓はそんなに大量のカルシウムに対処できない。

腎臓結石の主成分はカルシウムで、そこに尿酸とミネラルが少々混ざっている。

体を鍛えているローヴィーガンでも腎臓病になる可能性がある

動物性ではなくても、植物性のタンパク質(ナッツやシードなど)やプロテインパウダーでも過剰摂取すると腎臓を疲弊させてしまうので要注意。例えば、1回の食事で必要なアーモンドの量は6粒。

腎臓に生命力が蓄積される

腎臓が人生に価値あるもの、必要なもののフィルタリングを促進する。

腎臓が弱ると、感情に流されやすく、心配性で泣き虫になり、やる気や意志力が失われる。

目の下のクマ

重病の兆候。腎臓が血液を浄化できなくなっている。

現代社会で普通に暮らしていると、腎臓は相当なダメージを受けるということですね。

仕方ないとあきらめてしまうか、少しでも腎臓の負担を減らしたいと思えるか。。。

この辺が医薬に頼る人と自然治癒力に頼る人の分かれ目かな。

次回は腎臓が悪くなっているときの兆候と対策を紹介して、腎臓シリーズをまとめます。

※デトックスの鍵を握る臓器シリーズ:肝臓大腸

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コメント

医学的・栄養学的に理詰めでくると、納得感が身に沁みますね。
自分の場合、過食気味をなんとかしたいのと、加熱食を完全には手放せていないのが二大課題。
これを克服すれば、健康状態・リバースエイジングはかなり良くなるのはわかっているのですが。
今月から徐々に過食・加熱食を減らしていって、2022年はほぼ克服するというのが抱負というところです(人付き合い時は除いて)。

投稿: すずき | 2021年12月12日 (日) 08時48分

>すずきさん
こんばんは~。コメントありがとうございます!

>医学的・栄養学的に理詰めでくると、納得感が身に沁みますね。
私も本当に理に適っていると思って、あれこれ記事にしているわけですが、分かってくれる人がなかなかいなくて、それがちょっと残念です。

>過食・加熱食
これはローフードに取り組んでいる人みんなが悪戦苦闘している部分ですよね。
本当に難しい!
しかも、リバースエイジングとなるとさらに大変!
現状維持ぐらいはなんとかなっても、リバースまではなかなか。。。

>2022年はほぼ克服するというのが抱負
おお。
こういう話を聞くと、私も頑張ろうと思えます。

投稿: すずきさんへ | 2021年12月12日 (日) 17時06分

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