ヘナ+インディゴで白髪をダークブラウンに
今日は超久しぶりに毛染めの話。
ヘナは、黒髪の場合、いくら染めても、パッと見、大した違いは感じられず、陽の光が当たるとオレンジ色っぽく見えるという程度なのですが、逆に白髪の場合、オレンジというか赤というか、かなり派手になってしまいます。
私が合成シャンプーやコンディショナー、化学染料によるお洒落染めや脱色をやめて、ヘナ染めを始めたのは今から25年ぐらい前、30代前半の頃で、当時白髪はまったくなかったため、控えめな染まり具合に物足りなさを感じたりしていましたが、40代後半から白髪が増えはじめ、かなり赤毛が目立つようになってきました。
赤毛が嫌で、インディゴ(木藍)の入ったヘナ(ナイアード)を使っていた時期もあるのですが、湯シャンで対応できず、結局ヘナ100%に戻し、赤毛に甘んじるという生活を10年近く送ってきました。
ところが、先月、マハラニインディゴを試したら、湯シャンでまったく問題なく、きれいにダークブラウンに染めることができたんです。
\(^o^)/
マハラニインディゴにしたのは、同じマハラニブランドのヘナを2013年から使っていて、そのヘナがすごく気に入っていたからなんですが、やはりヘナ同様、インディゴも私好みでした。10年以上前に使っていたナイアードのヘナ+木藍とはまったく別物。ああ、もっと早く試せば良かった...
マハラニハーバルカラーといういくつかのハーブを混合させた商品もあるのですが、自分で好きなように配合を調整したかったので、ヘナとインディゴをそれぞれ単品で購入しました。
マハラニブランドの商品を販売しているアートビーングのサイトには、ハーブ染めに関する情報が山ほどあって、まだ全部は読み切れてはいませんが、とりあえず、ユーザーさん達の体験談も参考にしながら、次のようにして染めました。
1. ペーストを作る
- マハラニヘナ 10g
- マハラニインディゴ 10g
- 60度のお湯 約80g
既にヘナでオレンジ色に染まっている髪へのリタッチ(部分染め)なので、使用量はわずかです。インディゴだけだと髪がゴワゴワになったり、頭痛や悪寒が起きることもあるそう。ヘナを1割~5割混ぜて使うと仕上がりが良くなるとあったので、私は半々にしました。(アートビーングの説明ページはこちら)
インディゴの染毛力はお湯の温度が決め手になるようです。(アートビーングの説明ページはこちら)
熱湯だと反応スピードが速くて、すぐに使わないと染毛力が落ちてしまうらしいのですが、熱湯で溶いたペーストをすぐに髪に塗ったら火傷してしまいます。なので、熱湯は使えません。
70~80度のお湯だと、粉と混ぜているうちに温度が下がってくるので、10分ぐらい寝かせたら、すぐに髪に塗ったほうが良いそう。
今の季節、気温が高いので、60度のお湯を使って、30分寝かせて塗りましたが、もっと気温が下がったら、70~80度のお湯を使うのが良さそうです。寝かせているうちに温度が下がりすぎてしまうと、これまた染毛力が落ちてしまうらしいので。
お湯の量はいろいろな条件や使用者の好みによって変わると思いますが、私はまず粉の3倍量(今回だったら60g)を注ぎ、その後、様子を見ながら追加しています。固すぎると塗りにくいし、ゆるすぎると、髪から流れ落ちてきます。(アートビーングの説明ページはこちら)
2. 髪に塗る
私は汚れてもよい服に着替えて、薄手のゴム手袋をはめて塗っています。
ヘナ100%の場合は、かぶれ対策として、あらかじめオイル(ホホバやアプリコットカーネルなど)を頭皮に塗り込んでいるのですが、インディゴの場合、それをやってしまうと上手く染まらなくなるそうなので、オイル塗布はなし。
30分寝かせたペーストを使い古しの歯ブラシで髪の根元に塗り、赤みが強くなっている部分はゴム手袋をはめた手で直接塗りつけています。
インディゴは空気に当てたほうがよく染まるという説もありますが、乾燥してしまうと、ぽろぽろと髪から落ちてしまい、上手く染まらなくなるようなので、私はヘナ100%のときと同じように、ヘアキャップをかぶって、その上からタオルを巻いています。
3. 洗い流す
30分~1時間ぐらい髪につけておいてから、流すと良いらしいので、先月初挑戦のときは30分、今月2回目のときは1時間ほどしてから、洗い流しました。
どちらも仕上がりに大差なかったので、今後は30分~1時間の範囲で、そのときの都合に合わせて、時間を決めていくと思います。
そして、お湯だけで簡単に流せました。(^O^)v
昔ナイアードのヘナ+木藍で染めたときは、洗い流すのが本当に大変で、石けんを使ってもうまく流せず、パジャマや枕カバーまで青く染まってしまい、ゲンナリした経験があるのですが、今回、お湯だけでいとも簡単に洗い流せてしまったので、拍子抜けしてしまいました。
インディゴを使い続けていると、髪がどんどん暗い色になっていくそうなので、暗くなりすぎたと思ったら、ときどきヘナ100%でやってみようと思います。
インディゴ染めの後、ドライヤーで速乾させると、紫色になってしまうそう。紫にしたくない場合はドライヤーは使わないほうがいいですね。私は元々ドライヤーは使わず、自然乾燥なので、まったく問題ないですが...(アートビーングの説明ページはこちら)
自然派としては、白髪を染めず、そのままにしておくべきではないかと何回か考えたこともあるんですが、まだグレイヘアで通す気になれないし、ヘナ+インディゴがとても気に入ったので、もうしばらく染め続けると思います。
記事を読んで面白いと思ったら、🢃 の「いいね」(♡)をお願いします!
※ ヘナ関連記事
ヘナ(2010.9.15)
ヘアケア試行錯誤(2011.2.10)
ヘナ(木藍)と固形せっけん洗髪(2011.12.26)
ヘナとオイルマッサージと湯シャン(2013.6.6)
| 固定リンク | 42
「自然派生活」カテゴリの記事
- 美しき緑の星(2023.10.06)
- 善玉菌のエサでEM活性液作り(2022.08.12)
- 久しぶりのEM菌(EMW)(2022.06.10)
- ローフードと保存食(オオバコの効能)(2021.07.30)
「美容法」カテゴリの記事
- ヘナ+インディゴで白髪をダークブラウンに(2021.07.16)
- エクスフォリエーション(2020.10.09)
- 大腸の状態はほうれい線に表れる(2020.09.04)
コメント