動物性脂肪と糖尿病
先週、糖尿病克服の体験談を紹介しましたが、今日はその補足として、動物性食品が糖尿病の一因であるという話。
YouTube: Sugar & Refined Carbs Almost Killed Me, but I was Thin and No Diabetes
この動画では、マーカスさんが砂糖や炭水化物が大好きで20代後半までに何度も死にかけたと話しています。
しかし、シュガー・キングを自称する青年マーカスはスリムな体型で、糖尿病でもなかった。
なぜか?
ご本人曰く、
僕は肉をあまり食べなかった
のだそう。
糖尿病は、動物性脂肪の摂取量と深く関係しているようで、それを裏付ける科学的な研究結果も複数あります。
なぜ動物性脂肪と糖尿病が関係しているのかというと、
動物性脂肪がインスリン受容体をふさいでしまうため、血液中の糖を細胞が受け取れなくなって血液内に糖が残り、高血糖になる
からだそう。
9年前にカンジダの記事(現在非公開)を書いたとき、やはり「脂肪がインスリン受容体をふさぐ」と書いており、当時は植物性脂肪も同じようにふさぐものと思っていました(80/10/10を参考にしていたので)。
でも、マーカスさん(およびマーカスさんが紹介していた研究結果)は、「動物性脂肪」となっており、植物性はほどほどに取る分には問題なさそうです。
私は20年前、30代半ばでカンジダ膣炎になり、その後も再発したりしていたのですが、菜食を始めてから再発していません。
カンジダ菌(イースト)は糖分をエサにしているので、糖尿病と同様、動物性脂肪でインスリン受容体がふさがれると、発症するのだろうと思われます。(カンジダ症は抗生物質剤を服用した場合でも発症するようですが、私は抗生物質は取っていなかったので)
動物性食品は糖尿病だけでなく、さまざまな問題の原因。大々的に食生活を見直す人が増えることを願っています。
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