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2020年10月 9日 (金)

エクスフォリエーション

卵白洗顔(過去記事に書いたとおり、アレルギー反応が出て続けられませんでした)でくすみが取れたことをきっかけに、トーニャさんが推奨しているエクスフォリエーションに興味をもつようになり、ここ1年ほど、あれこれ試してきました。

長年悩んでいるシミ・ソバカス・ホクロの方は一進一退でめぼしい成果はないんですが、エクスフォリエーションを意識するようになったことで、肌質はずいぶん改善したように思います。

エクスフォリエーション(exfoliation)というのは、「表面の薄片をこそぎ落とすこと」で、美容系の文脈では、古くなった肌細胞(角質)を除去するという意味で使われています。

トーニャさんの本に出会う前は、自然と古い細胞は落ちていく、肌に強い刺激を与えるのは良くない、と思っていたので、朝の洗顔と夜の入浴時に手でかるくこする程度のことしかしていませんでした。

しかし、2016年にトーニャさんの本を読んだり、彼女の動画などを見たりしているうちに、考え方が変わりました。

トーニャさんが勧めるジューサーを使ったグリーンジュースドライブラッシングストリジルフェイシャルマッサージなどを取り入れ、少し前進。

そして、転機となったのが、卵白洗顔。卵白って、ものすごい吸着力なんですよね。1回やっただけで、かなりくすみが取れ、嬉しくなって続けたら、ものすごいアレルギー反応(涙目、ゴロゴロ感、充血, etc.)。で、断念。。。

でも、一度角質除去した自分の肌を見てしまったら、この肌を維持したいという欲望がふつふつと湧き上がり、卵白以外で、似たような効果が出るものはないかとあれこれ探すようになりました。で、以下を試しました。

  • ウォーターピーリング
  • 高周波オゾン美顔器
  • ハトムギエキス
  • アプリコットカーネルオイル
  • サリチル酸
  • ガスール

ウォーターピーリングは、必要なのが器具と水だけというシンプルさがいいなと思いました。そして、やると、確かに肌質がアップします。けど、電源を入れずに、この器具をストリジル代わりにして、肌をこするだけでも、それなりの効果があるような気もします(汗)。あと、私が買った器具は、ピーリング以外にも、イオン導入、電気(EMS)で肌を引き締める機能などもついていて、それらも使ってみましたが、効果は「?」です。

高周波オゾン美顔器は、トーニャさんがViolet Rayという名前で販売している器具とよく似ていて、トーニャさんのショップの半額以下の値段だったので、買ってみたのですが、あっという間に壊れてしまいました(保証期間が3か月で、3か月ぐらいで動かなくなった)。

トーニャさんのViolet Rayの記事には、Violet Rayはニコラ・テスラが治療に導入したとか、トーニャさんが毎日愛用していて肌や髪に効果があるとか書いてあったので、かなり期待していたんですが、残念な結果となりました。ま、異常に安かったので、そこで怪しむべきでしたね。。。使用していた期間が短いので、効果はよく分かりません。

ハトムギエキスは、ピーリング効果があること、成分がシンプルであることが購入の決め手になりました。ハトムギエキス配合の化粧水やクリームなどの商品は、得体の知れない原材料がいろいろと含まれているので、化粧品材料を販売しているお店で購入。原材料は、「ハトムギ種子エキス、BG、水」のみ。

ハトムギエキスは化粧水に混ぜるのが正当な使い方ですが、原液を直接つけたこともあります(私は大丈夫でしたが、もしかしたら濃度が濃すぎて問題が起きる人もいるかも)。

ハトムギエキス入り化粧水または原液をつけた後に、アプリコットカーネルオイルでマッサージすると、ボロボロと面白いほど、皮が向け、翌朝はしっとりすべすべな肌に。私は首に非常に細かい(1ミリぐらいの)平たい褐色のイボが結構あるんですが、それらも少し薄くなりました。アプリコットカーネルオイルは肌を柔らかくする効果があるようです。

ハトムギエキスとアプリコットカーネルオイルの組み合わせで、卵白と同等の効果があるように思い、とても気に入ったんですが、ひとつ気になったのはハトムギエキスに含まれるBG。植物の成分を抽出するために使われているブチレングリコールという物質で、自然派の化粧品を勧めるサイトなどでは、「危険物質」として、BG配合商品は避けましょう、みたいな扱いをされています。

サリチル酸は、トーニャさんのブログ記事で見かけて、細かい吹き出物対策用に買ってみました。確かに効果はありました。ただ、サリチル酸自体、肌にやさしい物質ではない上に、これにも上記のBGが含まれているので、常用はやめたほうがいいのかもしれません。

ガスール(モロッコの粘土)は、20年以上前に初めて使い、その後、ずっと家に常備してあったのですが、肌を乾燥させるので、毎日使うのはよくないんじゃないかと思い、「たまに使うもの」という位置付けでした。

でも、トーニャさんが毎日クレイで洗顔していると知り、健康なローフーディストなら、毎日使っても大丈夫なのかも?と思い直して、毎日入浴時に使ってみたところ、とても良い! ハトムギエキスほどではないけれど、ピーリング効果もあるし、お風呂上がりに、自作のどくだみ化粧水をつけてアプリコットカーネルオイルでマッサージし、その後ストリジルで余分なオイルと角質をこそげ落とすと、かなりつるっとした肌になれます。

灯台下暗し。こんないいものが家にあったのに、あれこれ新たなものを探し回っていたなんて。。。

そんなわけで、現在、エクスフォリエーションにはガスールとアプリコットカーネルオイルを使っています。(たまに気が向くとウォーターピーリングもやっています。)

あとスキンケア全般としては、自作のどくだみ化粧水、そして、化粧水だけでは乾燥しそうな季節はホホバオイルも使っています。どくだみ化粧水は、こちらを参考に、2019年の6月に作りました。材料は、どくだみの葉、アロエベラ、焼酎。3か月漬け込んだ後、少しずつ100mlのスプレーボトルに入れて使っていますが、このボトルに入れるときに、グリセリンを少量加えています。

また、どくだみの葉を漬け込むのと同時に、どくだみの花も焼酎に漬け込みました(こちらを参考にしました)。こちらは、つけ込み期間2日でOK。グリセリンは加えずにそのままスプレーボトルに入れ、さっぱり感が欲しいとき用として使っています。

ただ、焼酎やグリセリンが肌にいいかどうかは、賛否両論ありますでの、もし試される場合は、ご自分の体とよく相談されたほうがいいと思います。

◇ ◇ ◇

大昔30歳ぐらいのときに、ケミカルピーリングを1~2回やって、「魔法のようだわ!」と感動したんですが、引っ越して、そのお店に通えなくなり、やめてしまいました。でも、さっさとやめて良かったようです。トーニャさんによると、ケミカルピーリングは短期的にも様々なリスク(感染症、出血、アレルギー反応、麻酔による副作用、血腫・血清種、深部組織へのダメージ、傷痕、日光過敏症、etc.)がある上に、長期的にも老化を加速させ、しわが増えるらしい。。。 やはり強い薬品は、健康にも美容にも有害ってことですね。

※関連記事

乾燥肌とドライブラッシング(2016.4.29)

ホホバオイルとフェイシャルマッサージ(2017.1.28)

ストリジルで角質除去(2019.9.6)

 

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