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2020年5月22日 (金)

2+2=5の世界

Yakov_guminer__arithmetic_of_a_counterpl2+2=5というのは、ジョージ・オーウェルが1948年に執筆した小説『1984年』に登場するフレーズです。

この物語の舞台となっているのは、核戦争によって文明が破壊された1984年という近未来世界。オセアニア、ユーラシア、イースタシアという3つの全体主義超大国が世界を分割統治しており、紛争地域をめぐっての戦争が絶えません。

主人公が暮らすオセアニアでは、思想・言語・結婚などあらゆる市民生活に統制が加えられ、物資は欠乏し、市民は常に「テレスクリーン」と呼ばれる双方向テレビジョン、さらには町なかに仕掛けられたマイクによって屋内・屋外を問わず、ほぼすべての行動が当局によって監視されています。  

主人公は最初、2+2=4だと思っているのですが、尋問と拷問の結果、最終的には2+2=5だと思えるようになります。本当は4だと思っているけれど、当局の手前仕方なく、口先だけ5と言っているような状態だとすぐに見破られ、統治者が望む答え(この場合は5)を心から受け入れるまで拷問にかけるという恐ろしい世界なのです。

今回のコロナ騒動で、世界は『1984年』の全体主義に向かいつつあるという声が出ています。

日本でも信じられないことが次々起きていますが、最近、驚きを通り越して呆れているのは、先週などは30度近くまで気温が上がってきているのに、まだマスク着用と政府が言い続けていること。

昨日、スポーツ庁がマスクをしたまま運動をすると、呼吸困難や熱中症になる危険があるため、屋外での体育授業は生徒間に2メートルの距離が確保できれば、マスクは不要との見解を出したという記事を見かけましたが、それ以外は、まだマスク着用なんでしょうか?

マスコミもマスクで熱中症の危険性が高くなると言って夏用のマスクを紹介したり、注意を喚起したりはするけれど、 決してマスクを外しましょうとは言わない。

人通りがほとんどないところでも、みんなマスクして歩いたり自転車に乗ったりして、ジョギングしている人もマスクしている。

寒いときはまだよかったけど、もうこれからは、本当に危険!

蒸し暑い中、子どもやお年寄り、呼吸器系に問題がある人、屋外で体を動かして息があがるような作業をする人にマスク着用を強要するなんて狂気の世界です。寒い時期に健康な人が普通に歩いているだけでも息苦しいのに。

中国では中学生が医療用マスク(N95)を着用して1500メートル走をして死亡したという事故が報じられているのに、日本ではまだ猫も杓子もマスク、マスクの一点張り。

マスクをして息が切れるような運動するのは危険だから、そういう運動はやめるべきとかいう声まで出ている。運動不足のほうがよっぽど問題だと思うんですが。。。

今年の初め頃はまだ、マスクは目が粗く、ウイルスが完全に通り抜けてしまうので無意味だと指摘する専門家もいたのに、今ではそういう声は完全にかき消されてしまっています。

マスクでウイルスを防ごうというのは、網戸の代わりにフェンス用の金網で蚊の侵入を防ごうとするのと同じぐらい馬鹿げたことらしいですよ。

次の図はインフルエンザ・ウイルスについての図ですが、サイズ感としては新型コロナウイルスも同じです。(クリックで拡大表示)

Mask_useless

そんなマスクでも、まだ寒い時期は、気道を温め、乾燥させないというメリットがありましたが、これからの季節はそんなこと無意味でしょう。

マスクをしていると顔をさわらないので良いという人もいますが、大抵の人は、マスクが不快で、ついついマスクや顔をいじってしまうのではないでしょうか。

飛沫の飛距離を抑えるというのなら、咳やくしゃみをするときに手で覆えば十分でしょう。

健康な人の呼気からもウイルスが吐き出されるとかいって、健康な人がウイルスをばらまいているような言い草には、呆れるばかりです。ウイルスが病気を引き起こすのではなく、その人の体が弱っているから病気になるのに。他人を非難する前に、自分の食事や生活習慣を見直すべきでしょう。

マスクのせいで熱中症になって後遺症が残ったとか、命を落としたとか、悲惨な事態になっても、政府やマスコミは何もしてくれませんし、何かしてくれたとしても、後の祭りじゃないですか?

先月の記事にも書きましたが、マスクをしていると呼吸が浅くなって排毒が妨げられ、これが習慣化すると健康上とても問題があります。

汗ばむ季節にマスクをしていたら、かゆみやかぶれも起きるでしょう。

感染防止のために頻繁に手を洗って皮膚がひび割れて血がにじんでいる(過去記事に書いたように、この状態はとても危険)という書き込みを見たときも呆然としたけれど、この時期に、まだマスクでウイルスを防げると考えている人たちが大勢いることに、もう恐怖すら感じています。

これからは今まで以上に、個人個人が自分で判断して、自分や家族の身を守らないといけないと思います。

政府やマスコミに盲従するのはとても危険です。

マスク以外にも、政府やマスコミが打ち出す「対策」の前代未聞の奇々怪々ぶり。国民のためを思っての策でないことだけは確かです。

政府やマスコミが2+2=5だって言ったら、善良な国民はおとなしくそれに従うべきなんでしょうか?

◇   ◇   ◇

ちなみに、小説『1984年』の世界は次のようになっています。(出所はWikipedia)(クリックで拡大表示)

1984_fictitious_world_map

ジョージ・オーウェルは、闇の勢力の上層部に通じていて、闇の勢力が思い描く世界を小説に書いたという説もあり、預言書とか、実現しつつあるとか、このパンデミック騒動で『1984年』を引き合いに出す人が増えてきました。

日本が含まれるイースタシアは、朝鮮半島、シナ大陸、アフガニスタン、イランまで続く超大国。。。(ひえ~)

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