大量の酸素で排毒促進
今、マスクを着用されている方、とても多いと思うのですが、マスクをしていると呼吸が浅くなりがちですよね。
今日の記事の主旨は、呼吸が浅いと、排毒が進まず、病気になりやすい体になってしまうので、できるだけ深い呼吸をしましょう、です。
トーニャさんの本、Quantum Eatingに書いてあったのですが、トーニャさん一家がまだロシアにいた頃、ご主人がラジオで興味深い話を聞いたそうです。
そのラジオ番組では、ある医師が登場し、浅い呼吸が喘息の発作を緩和するとして、浅い呼吸のやり方を説明していたらしい。
トーニャさんのご主人は頻繁に気管支炎に悩まされていたので、その「浅い呼吸療法」を早速試したところ、とても効果があったそうです。
その医師のところには、喘息や高血圧、心臓病の持病がある何千人もの人たちから、「浅い呼吸療法」を絶賛する体験談が寄せられていたとか。
その30年後、トーニャさんは、Quantum Eatingを書くにあたってリサーチしていた際、上記の「浅い呼吸療法」とは真逆の酸素を大量に取り込む重要性を説く本に行き当たります。
その著者によると、
抗酸化物質は、ローフードに自然に発生し、存在する。抗酸化物質は、酸化を防止するのではなく、健康な細胞の鎧(よろい)となって守ってくれる。
バクテリア、ウイルス、真菌、その他のヒト病原体、弱った細胞、病気の細胞、死にかけている細胞は、抗酸化被覆をもっていないため、酸素によって燃やされる。つまり、酸素は、鎧をまとっていない細胞、あるいは鎧が損傷している病んだ細胞を狙い撃ちし、体を健康に保つ。
のだそうです。
ローフードの鎧、素晴らしいですね!
じゃ、喘息で苦しむ人たちが浅い呼吸で酸素の吸入を制限し、症状が緩和して楽になったというのは、どういうことなのでしょうか?
トーニャさんの説明によると、それは「排毒症状が減速したから」だそうです。
つまり、酸素がたくさん体に入ってくると、体内の悪いものを体外に出そうとする動き(排毒症状)が活発になるので、酸素の量を抑えて、排毒の進行を抑えていたということなんですね。
気管支炎や喘息などで悩んでいる人にとっては、この症状を抑えることがとても重要ではあるのだろうけど、それは、根本的な解決策ではないということです。
トーニャさんのご主人も、乳製品を完全に断って初めて気管支炎と決別できたそうです。
だから「浅い呼吸療法」は、一見、喘息で悩む人たちにとっては救世主のような療法にも見えますが、浅い呼吸を習慣化してしまうと、体は深い呼吸の方法を忘れてしまうようなので、呼吸を浅くすることより、有害な飲食物の摂取を止めることが先ですね。
ただ、深い呼吸に慣れていない人が、いっきにヨガの行者のように1分間に1回だけ呼吸するとかは無謀な挑戦なので、少しずつ鍛えていく必要があります。
私も深い呼吸はあまり得意じゃなくて、肺の機能がフル稼動していないと自覚しています。
なので、今度あらためて、深い呼吸の練習方法についても書きたいと思っています。
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