弱肉強食
相変わらず新型コロナウイルス騒動が続いていますね。
新型コロナウイルスの致死率は、今少しずつ上方修正されているみたいですが、それでも10%未満なので、命を落としてしまうのは、100人中10人足らず。90人以上は死なない計算です。
メディアは、だれでもその10人足らずの人になる可能性があるような勢いで脅してますが、自然治癒力を頼りに生活している人なら、そんなはずはないと思っていることでしょう。
もちろん、私も自分が重症化するとは思えません。20年近く薬を飲まず、予防接種も受けていないのに今まだこうして元気で生きている人間が、突然バタッと倒れるとは思えないんです。
以前、ある人の講演をネットで聞いていたら、「サバンナで肉食獣に襲われる草食獣のように、菜食者は弱腰で肉食者のターゲットになる。だから、菜食なんてやってはいけない」みたいなことを話していました。
草食獣(菜食者)が弱虫で肉食獣(肉食者)が勇者とでも言いたいんですかね?
必死で逃げる獲物(草食獣)を高速で追いかける肉食獣。映像を見ていると、その姿は確かに勇ましく見えなくもないけど、狩りの成功率はそんなに高くないですよね。
肉食獣はやみくもに草食獣を追いかけているわけではなく、少しでも成功確率を上げるため、弱そうな個体を狙っています。
自然界における弱肉強食は、肉食獣=強、草食獣=弱という図式ではなく、草食獣の中の弱いもの(逃げ切れる体力のないもの)がターゲットになるということです。
肉食獣だって、体力が衰えて狩りができなくなってしまえば、生き続けることはできません。
草食獣(菜食者)が弱者で肉食獣(肉食者)が強者なんて誤解も甚だしい。それぞれ体が強いかどうかが弱肉強食の原理で、強いものが生き延びるということにすぎません。
そして、生命力の強さは健康度に比例するといえるでしょう。
この観点に立つと、人間の場合、菜食者 > 肉食者と私は信じています。
人間の体は肉食には向いていないため(人間の本来の食性参照)本来の食性に合わないもの(肉など)を食べていると、体が弱ってくるのです。(タンパク質はどこから取る? 参照)
肉食者の健康状態はかなり危ういです。
風邪を引きやすかったり、疲れやすかったり、あるいは、花粉症など本来反応する必要のない自然界のもの(花粉)に反応してしまったりというのは体が弱っているサイン。
ここで反省して食事その他の生活習慣を正せば大事に至らないのに、今度はそれを薬で抑え込んで、不快な症状を止めようとする。
体が熱を出したり、鼻水を出したり、下痢したりして、体内にある毒を排泄しようとしているのに(病気になったら?参照)、これらを薬で止めて治った気になって、あいかわらず有害な食べ物を食べ続けていたら、体内にはさらに毒が蓄積されてしまいます。
世間一般の大方の人は、これを何十年と続けてきているのですよね。恐ろしいことに。。。
本来、医者や薬は事故や災害で大けがしたときぐらいしか必要ないし、気軽にそれらに頼るのはとても危険。(大往生したけりゃ医療とかかわるな参照)
今、新型コロナウイルスで肺炎になって死亡するケースが取り沙汰されていますけど、病院に行ったばっかりに、肺炎で亡くなってしまうという医原病は、昔からとても多いようですよ。
マーカスさんが挙げていた例では、骨折して病院に行って、抗生物質を処方され、体内の善玉菌がやられて免疫系が弱り、肺炎にかかって亡くなったとか。。。
みんな病気は医者や薬が治してくれると無邪気に信じているけれど、いい加減、体には自然治癒力という素晴らしい機能があることに気づいてほしいです。 (自分の自然治癒力を信じよう参照)
先週の記事に書いたように、ウイルスや病原菌は、体が弱っている人の中でしか増殖できません。この場合も弱肉強食の原理で、弱い人がウイルスの餌食になってしまうのです。
家を消毒したり手洗いをこまめにしても、体の中に大量に毒を抱えていたら、たとえ新型コロナウイルスにかからなくても、遅かれ早かれ別の深刻な問題が発生するでしょう。
今はちょうど春の排毒シーズン。
エネマや鼻洗浄、断食(断続的断食)、温冷浴、日光浴、運動で排毒を活発化させ、体に悪い食べ物(動物食・加熱食)や食べ方(1日3食・大食)をやめるのが遠回りのようで実は近道だと思います。
強い体でこの困難な時期を乗り切りましょう!
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