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2019年7月 5日 (金)

クレービングに打ち克つには?

先々週の記事(ルールに縛られない)のコメント欄で、「体調面の問題から、ナチュラルハイジーンを意識した食生活を始めて、約一カ月で、ゆくゆくは、100%ロービーガンになりたいと思っている 」というシェルンさんからご質問をいただきました(実際のコメントはこちら)。

最初にいただいたコメントの質問内容をまとめると、次のような感じです。

  • 生理前に魚が食べたくなる
  • 炭水化物を過食してしまう(特に生理前)
  • 果物・生野菜では物足りない

これらについて、私なりの考えを書いてみます。

お悩みをキーワードで分解すると、

  • 生理前
  • 炭水化物の過食
  • 物足りない

以下、これらのキーワード別に見ていきます。

● 生理前

過去記事に書いたとおり、私は、「月経は排毒現象」という考え方を支持しています。

体内にある毒物を経血として出してしまおうというものなので、経血が出る前というのは、体中の毒を回収するため、体内の掃除が活発に行われている期間。

本人(体の持ち主)としては、毒を体外に出したいので、この排毒現象は歓迎すべきものなのですが、この現象を歓迎しない生命体が体の中にはいるんですね。

パラサイト👻(いわゆる「寄生虫」だけじゃなく、微生物とか菌類も含めた、私のたちの体に寄生している様々なもの)

もちろん、善玉菌とか、体にプラスとなるものは、排毒現象を歓迎してくれますが、体内にある毒を餌として繁殖しているものたちは、毒が回収されてしまったり、毒が入ってこなくなったりすると、死滅してしまいます。

なので、宿主(体の持ち主=人間)に毒を入れてもらおうとして、毒を食べたくなるような物質を血液に送り込み、宿主をコントロールしようとするらしい。

無性に何か(食べるべきではないもの)が食べたくなって我慢できなくなる、というのは、パラサイトたちの「エサくれ~」という叫びだと考えると、多少冷静になれるかもしれません。(こちらの記事で紹介したジョセフさんは、クレービングはパラサイトのせいだと考えたら誘惑に負けなくなったと言っています)

● 魚

和食好きの人は、肉や乳製品より魚を断つのに苦戦しがちです。

その背景には、頭の片隅に「和食は体にいいもの」、「魚には野菜や果物からは摂取できない栄養が含まれている」といった「常識」があり、それを盾にして魚を食べることを正当化しているような気がします。(自分や自分の周囲を見ていての感想です)

でも、魚は寄生虫の卵や幼虫だらけらしいし(マーカスさんの本によると、2.5cm四方に10,000以上の卵や幼虫が入っているらしい)、海洋汚染で水銀などの重金属やその他の有毒物質が蓄積しているし(特に大型魚)、プラスよりマイナスのほうが大きいように思われます。

あと、子どもって、生の魚(さばく前の姿)を見て、たいてい「気持ち悪~い」「くさ~い」とか言って、嫌がりますよね。私はあの目玉とうろこが恐ろしく、口に入れたいとは思いませんでした。けど、食べないと親がうるさいし、さばいて切り身になると、目玉とかうろこがなくなり、煮炊きして味付けされたり、醤油やわさびをつけると生臭さが緩和されるので、なんとか口に入れられるようになり、それが習慣化したように思います。

なので、菜食を始めた後、魚が食べたくなったときは、子どもの頃に感じた気持ち悪さや生臭さを思い出すようにしていました。そうしたら、いつのまにか全く食べたくなくなりました。

アボカドに醤油をかけたものを「マグロの刺身」、テンペに醤油をつけて焼いたものを「魚の照り焼き」と思って食べていました。

● 炭水化物の過食

野菜や果物にも炭水化物が多いものがありますが、お悩みの炭水化物は加熱穀類(米飯、パン、麺類等)のことと解釈しました。

加熱菜食は簡単にクリアーできた人でも、生菜食となると、加熱穀類断ちでつまずく人が多いと思います。私も本当に苦労しました。

ナチュラルハイジーンは生食:加熱食の割合を7:3にすると言っていますが、7:3は10:0より断然難しいと私は思います。

特に、3割の内容が問題です。3割の中に加熱穀類が含まれている場合、ほとんどの人がくじけるのではないでしょうか。

だって、過去記事にも書きましたが、何十年もずっと食べてきた大好きな加熱穀類をちょっぴりだけ食べてやめるなんて、よっぽど強靱な意志の持ち主じゃなければできないことです。

だから、本格的に生菜食に進むためには、ある程度の期間、加熱穀類を完全にやめることが重要です。

先々週、「ルールに縛られない」と書きましたが、最初のうちは、ルールに縛られる必要があると思います。3週間~1か月ぐらい、加熱穀類を一切食べなければ、生菜食の良さが実感でき、その後、多少脱線しても、また加熱穀類を一切食べない生活に戻れると思います。

いきなり3週間が難しい場合は、丸1日加熱穀類を食べない日を週1回とか、自分が絶対クリアーできそうなルールを設定して、少しずつ自信をつけていくといいかもしれません。

過去記事に書いたように、デンプン質の多い芋類を取ると、穀類のクレービングは多少緩和されますが、気合いは絶対に必要です。加熱穀類は、食べ続けているかぎり、食べたくなくなる日は永遠に来ないと思います。

あと、そばの実ワイルドライスは、穀類ですが、浸水させた上で生で食べられますので、穀類クレービング対策には有効かと思います。

そして、それでも、ダメなら、オートミールやライスペーパー、ビーフン、フォーといった、自分にとってあまり馴染みのない加熱穀類にすると、過食しないような気がします。たいていの人は、過食するのは、自分の好物(パンやご飯等)なので。

でも、でも、やっぱり、どうしても米が食べたいという場合は、胚芽米か白米に大麦等の雑穀を半分以上混ぜると、白米の美味しさが半減し、食欲が落ちるかも。(玄米は、消化が大変なので、私は食べないほうがいいんじゃないかと思っています。)

● 物足りない

生菜食は味が物足りない、お腹にたまる感じがないので物足りない等、加熱雑食に比べると、「食べた気がしない」というのは生菜食を始めた当初、誰でも感じることだと思います。

私も最初、バナナを1日に20本ぐらい食べちゃったり、ナッツをキロ単位で購入してむさぼるように食べたり、とにかく「生(なま)」と名の付くものをお腹が苦しくなるまで食べていました。

その結果、しみそばかすが増えたり、吹き出物が出たり、「あ~あ(ため息)」みたいな状態になってましたね。

これを打開できたのは、グリーンジュース断食のおかげかな。そして断食が続いたのは、エネマのおかげかな。

とにかく、生菜食は一筋縄ではいかないので、自分の弱点を分析しながら、あの手この手でチャレンジするしかないと思います。

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コメント

早速、記事にして頂きまして
ありがとうございます。

クレービングについては、パラサイトが餌を欲しがっている、ということなんですね。なるほど、そういうことなんですね、納得しました。
毒が血液に流れてる体は、同じ毒を欲してしまうということなんでしょうね。
やはり、クレービンを減らす最善の方法は断食なのでしょうね。

炭水化物は、加熱した米、パン、麺類のことでした。これらは本当に人を中毒にします。恐ろしいです。本当に、食べれば食べるほど食べたくなりますし。
実は、過食状態に悩まされていたので、もう覚悟を決めて、一度断ってみようと思い数日前から加熱穀物を一切止めてみました。
その間は、果物、生野菜、グリーンスムージーで過していました。
3日目までは、なんとかクリアできましたが4日目の昨日の夜に、ムクムクと炭水化物を欲する感じの状態がやってきてしまい、食べてしまいました。
グリーンスムージーが飲みたいな、と感じていたのに、いや待てよ、今日はもう数杯飲んだし、生野菜をもう少し食べた方がいいか、と食べた後、堰を切ったように炭水化物を食べてしまい、止まらなくなりました 泣
全粒穀物だったらまだ少しはマシだったのでしょうが、
生憎、白米などの精製ものしかなくて、欲求が止まらず、白米、うどんまで食べる始末。
グリーンスムージーが飲みたいな、という欲求に素直に従っていれば、加熱穀物に手を出さずに済んだかも、と思いました。

加熱穀物を食べないぞ、という気合いは、私も絶対に必要だと思います。
一方で、炭水化物は必要なものなので、加熱穀物に取って代わる、健康的なものを摂取する必要があると思います。
現に、果物を欲していましたし、食べると体が満たされるのを感じました。

以前に読んだ記事で、マーカスさんが、果物は糖なので体を酸性にしてしまう、余り食べない方がよいと述べていた、という内容のものがありましたが、〔違っていたら、すみません〕
それが頭にあり、うーん、果物は甘いしなあ、もう少し減らした方がいいかな、
排毒の妨げになってしまうのだろうか、などと頭で考えることがありました。

成功している人の話を聞くのはとても大切なことですが、
今の自分の体の状態はどうなのか、何を欲しているのか、不健康な食べ物へ逸脱しない限りは、その時に食べたいものを食べた方がいいのだたな、と実感しました。

知識や頭でやるのではなく、その時その時で失敗もありますし、そこから自分で考えて、やっていくことが大切なことだと強く感じました。

投稿: シェルン | 2019年7月 6日 (土) 10時32分

魚についてですが、
私は、実は和食はあまり好きではありません。
長時間煮炊きしたおかずは、体が重くなるので好きではありませんでした。

けれど、魚は大好きで結構食べていました。生野菜は以前から大好きだったので、生野菜、軽く蒸した野菜、大豆、そしてお米なんかと一緒に。

魚は水銀やプラスチック、寄生虫とよりどりみどりと知っていましたが、昔から慣れ親しでいた味が楽しみだったのと、純粋にあの味が好きだったんです。

まだ少し欲してしまうのは、体に今まで食べた分の毒が溜まっていて、呼び寄せるということなのですね。

もう本当、全ては体に溜まった毒ですね。毒が毒を呼び寄せるので、毒を出さなくては、始まらないのでしょうね。
そうなってくると、断食がベストで早い方法なのでしょうけれど、
自分一人なら、なんとかなりそうですが、
家の家事をしたり、家族の食事を作ったりと、数日間の断食でフラフラになりながら、これらのことをこなせる自信が持てないんですよね。
けれど、なんとか状況に合ったやり方を模索しようと思います。

ついつい長くなってしまい、すみません。
今回の記事は、色々と参考になりました。ありがとうございました。

投稿: シェルン | 2019年7月 6日 (土) 11時03分

★ シェルンさん
こんにちは~。

肉や乳製品に未練がなく、魚が食べたくなると聞いて、てっきり和食党と思ってしまったのですが、違ったんですね。そして、生野菜や蒸し野菜が好きということなら、生菜食に向いていますね。

ご家族の食事を準備されているということですが、ご家族も菜食? それともご自分だけ別メニューを用意されているんですか? 以前、(ロー)ヴィーガンになりたいけど、家族の中で独りで(ロー)ヴィーガンになるわけにはいかないと言っている人が何人かいたので、お尋ねしてみたくなりました。もしよかったら、今度教えてください。

断食と低血糖症状等については、あらためて記事を書きますね。

私は仕事が不規則なので、暇なときに書きためておいた記事を(タイマーで)金曜日に投稿していたりしていて(手の内をバラしてしまった!)、新しい記事がいつ書けるか、お約束はできないんですけど、近いうちに投稿したいとは思っていますので、よろしくお願いします。

投稿: シェルンさんへ | 2019年7月 7日 (日) 15時16分

こんにちは

生野菜は結構前から、食事の最初に食べていたんですよ。午前中のみフルーツもやっていましたし。以前から、どちらも凄く食
たくなることが多かったです。
体が余程、酸化しているんでしょうね。

家族と言っても夫婦二人なんですが、夫は菜食ではなく、お肉が好きなんですよ。
もちろん、食事の初めに生野菜は食べさせていますが、菜食オンリー〔加熱も含む〕だと不満が出るので、肉を使った料理は週に何度か作っているんです。
こういう時、家族と食の方向性や好みが一致していると、とてもやり易いですけどね…
けれど、私はもう加熱食が多いと体が疲れ過ぎて、食後なんかはすぐ横になって、その後もキビキビ動けないし、限界でした。
加熱食を食べて元気ピンピンの人、というか、普通に何でもない人、と言ったらいいんでしょうか?沢山いますけど、あれって何なんでしょう?もともとの体が丈夫なんでしょうかね?とても不思議です。

今再び、加熱穀物なし生活にトライしておりまして、なんとか5日目に入りました。
その間、焼き海苔は食べてしまいましたが、あとは生野菜、果物のみで過ごしています。グリーンスムージーの力は本当に凄いですね。炭水化物やこってりしたもの欲求が和らぎます。

ただ、嫌な事がありストレスでイライラとなっていまして、そうなると一気に加熱食が食べたくなってしまいますね。。。
食べてしまうと益々、過食して体も疲労するので、ここはなんとか我慢我慢で乗り切ろうと思います。

投稿: シェルン | 2019年7月11日 (木) 11時46分

★ シェルンさん
お返事有り難うございます!

それぞれの嗜好を尊重されているんですね。
いったん嗜好が確立されてしまうと、本人が変えようと思わないかぎり難しいですものね。
でも、「お肉の前に生野菜」は、ただ肉食している人たちよりはるかに健康的だと思われます。

40代ぐらいまでは加熱食で普通にやっている人も、50代ぐらいから雲行きが怪しくなってきませんか?(私の周囲ではそんな感じです)

>5日間加熱穀物なし
着実に前進されていますね。きっともっともっと続けられるようになると思いますよ。

ストレスを上手くやりすごす方法を見つけたら記事にしたいですが、私もまだまだストレス食いをしているので、当分無理そうです。。。

投稿: シェルンさんへ | 2019年7月12日 (金) 13時38分

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