暗い方面は決して見ないで光明輝く方面をのみ見る
これは、物の見方を説明する際によく使われるたとえですね。
マーカスさんの本、Heal Yourself 101 にも出てきます。
君のコップには水が半分入っている?
それとも半分空?
どちらも同じコップだよ。
どちらの見方を取るか、注意が必要だ。
なぜなら、一方は君を生き生きとさせ、他方は君を死へと導く。
同じコップ。
違いは君が選択する見方だ。
君が選択しているんだ。
君は被害者ではない。
選択権は君にある。
君に必要なものはすべて与えられている。
選択権は君にあるんだ。
また、『生命の実相(谷口雅春著)』第7巻(p.184)には、次のように書かれています。
すべてのものには光明(こうみょう)輝く方面がある。暗い方面は決して見ないで光明輝く方面をのみ見るのが「生長の家」の生き方であるのである。世界の事物は万事万物、観(み)ようによっては明るく喜ばしくも見え、また観ようによっては暗く悲しくも見えるであろう。なぜなら、人生は光明(こうみょう)が暗黒の中を勇ましく進軍していく行程であるからである。その道程には光(ひかり)と暗(やみ)がまじる。照らす側は明るくまだ照らさない側は暗いのである。だが暗は決して光を征服するために積極的に進軍しては来ないのである。光の進んで行くところ必ず暗は消滅する。勝利は必ず光にあるのに、暗がはかなくひろがっているのを見て後退(しりご)みする光があるか!
諸君よ、神は光源であって、われらはすべて「光」である。そして積極的に存在を主張しうる力は「光」にのみあるのである。「光」はただ進めばよいのである。茫漠(ぼうばく)と広がる暗黒を前にして恐れて立ちすくんでいる限り、いかなる「光」も暗を征服する力はないのである。諸君は暗を広く深しと言う。しかし暗は広く深いのではない。それはただ光がまだ進んでいないことを意味するにすぎないのだ。諸君よ、ただ進め、勇気を鼓(こ)して起(た)ち上がれ、恐れずに突き進め、恐れずに自己の進む力を肯定せよ。そこにこそ、暗は消え、活路はひらけ、死は破れ、光明輝く自由自在な生命こそわがものであることが体得できるのである。
暗(やみ)がはかなくひろがっているのを見て後退(しりご)みしていた自分を叱咤激励するため、記事にしてみました。
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