病気の原因を断たないかぎり、病気は治らない
今週公開された下掲の動画によると、アメリカの食品医薬品局(FDA)の取り締まりが厳しくなり、特定の薬草を特定の病状に結びつけて改善効果があると明言してはいけなくなるようです。
そのため、マーカスさんのウェブサイトに掲載されていた薬草系サプリメントの説明も、あと1か月ぐらいですべて当たり障りのないものに変更しなければならないそう。
YouTube: The Time Has Come
なんでこんなことになったかというと、同じ薬草を摂取しても、摂取する人たちの生活習慣の違い、摂取の仕方の違い(タイミングや頻度、量等)により結果が違ってくるかららしい。
薬草の効能は、何千年という長い部族文化の中で証明されているけれど、あくまでサプリメント。
「サプリメント」というのは、補助、補完するという意味の英語 "supplement" で、要はおまけみたいなものです。
メインとなるのは、各自の生活習慣。食事や運動、睡眠や日光浴、ストレス管理、心構え等。これらが間違っている場合、薬草を摂取してもほとんど効果は期待できない。
そして、世の中、恐ろしく自然の法則から外れた生活習慣の人が大多数。
となると、薬草が「効かない!」、「余計に具合が悪くなった!」、「虚偽広告だ!」という声が多数派となってしまう。
FDAはこういう展開を避けたいようです。
マーカスさんは、動画やサイト、本等で、「病気を引き起こした原因を断たないかぎり、病気は治らない」と繰り返し強調しています。
肉や乳製品、加熱料理をやめ、断食しながらエネマをし、ローフードにシフトして、早寝早起、日光浴、運動等を習慣にして、前向きな気持ちでストレスを溜め込まないことが重要。
でも、普通の人は、そんな面倒で苦しいことはせずに、自分の好きな肉や乳製品、パン、ご飯、コーヒー、アルコール等を取り続け、家でゴロゴロしながら、魔法のように効果が現れるサプリを探し求めているんですよね。そんなものはないのに。。。
私はマーカスさんの薬草系サプリを買ったことはないんですが、最近、野草に凝っているので、マーカスさんの本 "Edible Wild Plant Guide"(食用の野草の本)や各種ウェブサイトで勉強しながら、身の回りにある薬草をいろいろ試してみたいと思っています。
世間一般の人は、野草(雑草)は貧乏人が仕方なく食べるものという認識のようですけどね。
先日「貧困老人が道ばたの草を食べてしのいでいた」みたいな記事をネットで見かけ、思わず苦笑してしまいました。
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