歯周病
先日、知人がロイテリ菌で歯茎の出血が止まったと話してくれました。
ロイテリ菌って、まったく知らなかったんですが、正式名はラクトバチルス・ロイテリ菌で、乳酸菌の一種なんですね。
そういえば、Heal Yourself 101にも、歯茎の出血のことが書いてあったよなあと思い、チェックしてみたら、私がもっている古い紙の本には、プロバイオティクス(乳酸菌などの善玉菌)が歯茎の出血の改善に良いとあるのですが、最新版(PDF版)ではその部分が削除されていました。
マーカスさんとしては、やはり対症療法ではなく、根本的に生活習慣を正すほうを強調しようと思ったんですかね。私の勝手な憶測ですが。。。
で、最新版にはどう書いてあるかというと、次のような感じです。
歯茎の出血: 深刻な病気の前兆歯茎の疾患は心臓発作と関係がある。
歯周病の人は歯茎の健康な人に比べて、心臓発作を起こす確率が3倍高くなる。
有毒な細菌が血流に入り込み、それが心臓に到達して動脈に傷跡を残す。
歯周病菌が作り出す毒と炎症は血流に入る。そして、これが引き金となって、肝臓は、C反応性タンパク質(CRP)という物質を放出する。
信じられないかもしれないけれど、心臓発作の予測方法としては、CRP値のほうがコレステロール値よりも正確だ。
CRPは動脈閉塞、血栓、高血圧、急性心不全、結腸がん、アルツハイマー病、あらゆる種類の深刻な慢性免疫疾患を引き起こす。CRPをチェックすること!
歯茎が知覚過敏だとか出血するという場合には、すぐに歯医者に行ってきれいに掃除する。
そして、加工した、焼いた、あるいは加熱調理した糖分の多い炭水化物や動物性食品をやめる。
過酸化水素で口の中を洗い、ベーキングソーダ、カイエンペッパー、海塩でハミガキ粉を自作すること。
フロス、あるいはウォーターピック(フロスよりも有効)を使う。
本気で断食に取り組み、薬草、腸内洗浄で血と肝臓を浄化する。
これは深刻な問題だ。歯茎の出血を軽く考えてはいけない。
CRPは一般的な血液検査でチェックしてくれないんですかね?
私が住んでいる自治体から来た健康診断のお知らせには、血液検査項目にCRPはないです。
ま、歯茎から出血してないし、色も健康的なピンク色なので、例年通り、今年も健診には行かないと思います。たぶん。
年を取ればだれでも老化して歯周病になると考えている人が多いようですが、私はそうは思っていません。
口腔内の掃除とともに、食生活やその他の生活習慣を整えることが肝心だと思います。
※ 歯関連記事
苦渋の選択(歯科治療)(2017.2.17)
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