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2018年11月30日 (金)

姿勢の問題あれこれ

姿勢改善に向けてあれこれ調べているせいで、他人の姿勢にもつい目が行ってしまうのですが、姿勢がいい人って、なかなかいませんね。

そして、ある程度の年齢になると、どこかしらに痛みを抱えている人が多いです。

今日は、『足と腰の痛み 我慢するほど悪くなる』(日野秀彦著)という本をベースにして、姿勢についての私の日頃の悩みや思いについて書いてみます。

この本によると(P.64)、

カラダに痛みがあったとき、自分で治そうとして多くの方は次のような処置をします。

    • 安静にする
    • 痛む箇所を揉んだり、ほぐしたりする
    • カラダを反ったり、伸ばしたりしてストレッチする

これらはどれも効果的ではありません。痛みの根本原因は歪みであるため、痛むところをいくらケアしてもそのときはよくても、一時的なもので痛みの原因を取り去ったわけではありません。神経の伝導異常を引き起こしている骨のズレを矯正して、歪みを引き起こすもとである筋力を向上することであらゆる痛みが解消されます。

とのこと。

類似の本を色々読んできましたが、この本を読んで良かったのは、図解で自分の歪み方がよく理解できたこと。

私は頭が前に出て、猫背で前肩で、腰痛で、内股(足先はまっすぐだけど、股関節が内向きになってる)で、右足にしびれるような痛みや引っ張られるような違和感があるのですが(こう並べ立てると、なんか冴えない中年のイメージですね。。。sweat02)、この状況を骨のほうから見ると、次のような感じ。

Bad_posture_3_2

出所: 『足と腰の痛み 我慢するほど悪くなる』(日野秀彦著)

Aの図の解説としては、

仙骨および腰椎が後方にズレれば(仙骨と腸骨の関節面を見ると後方にしかズレない)腰椎の前弯が少なくなり、その分胸椎の後弯が強くなります。

すると、胸肋関節(胸骨と肋骨の関節)、胸鎖関節(胸骨と鎖骨の関節)、肩甲骨上腕関節(肩甲骨と上腕骨の関節)が内側にズレて重心が前になるという仙骨の代償姿勢をとります。その重心を支えようとしてまた仙骨が後方に変位するという悪循環になってしまいます。

私は一時期、仰向けに寝ると、骨が当たって痛くて眠れなかったんですが、仙骨が後ろにずれて飛び出していたようです。

また、パソコン作業が多いから前肩・猫背なのかと単純に考えていたら、全身のバランスを取るためにそうなっていたんですね。ま、仙骨のズレが先か、前肩・猫背が先か、よく分かりませんが。。。

そして、Bの図の解説としては、

右利きの人は、荷物を右手だけで持つので、どうしても重心が左になる方が多いのです。

後ろから見ればよく分かるとおり、右手に持つと左に傾きます。歪みのある右利きの人は9割が骨が左斜転しています。

だそうです。

過去記事(「夜中に足がつるのは仙腸関節がズレているからだった」)にも書きましたが、私は以前、こむらがえり(すね)をよく起こしていたのですが、この本では次のように解説されています。

こむら返りをよくするというのも、坐骨神経の伝導異常が原因です。

仙骨が3センチメートルズレると(当然腰椎も一緒にズレます)、坐骨神経も足先で3センチメートル足りないことになります。足のつり、こむらがえりは仙骨のズレによって引っ張られた神経が過緊張を起こし周辺の筋肉が固まっている状態です。

そうそう、足もつるけど、仙骨周辺の筋肉もガチガチで、もんでほぐそうとしても、ほぐれない。。。

Cの図の解説としては(P114)、

仙骨が後方に変位すると、そこにつながる腸骨が内旋してきます。大腿骨も内旋してX脚になります。

また、外側に抜けてO脚になる場合もあります。いずれにしても大腿骨が腸骨に一部が強くあたり、スムーズに動かず、足の運びが悪くなり、つまずきも多くなります。

矯正して歩幅が広くなったという人がいるのは、仙骨をはめて、腸骨と大腿骨が正しい位置になるからです。

そうなんです、大腿骨がうまくはまってなくて、以前、症状がひどかったときは、すごいO脚で、よくつまずいたし、走ることもできませんでした。

O脚になると、腰幅が広がり、お尻が扁平なって、見た目的にも問題ですが、それより何より、年を取ると、歩行不能になりかねない深刻な状況を引き起こします。O脚で歩くのが辛そうな年配女性を見ると、他人事とは思えません。

あと、この本ではなく、ネット上で、「前肩と内股はセットになっている」と解説している人がいて、それについても、妙に納得した覚えがあります。

自分もそうだし、周囲を観察していても、たいてい「セット」です。

他の国の人と比べて、日本人の姿勢が悪いと言われる所以(ゆえん)は、内股が上品とか可愛いという思い込みと、間違った座り方で関節を歪めているせいじゃないでしょうか。

子どものうちから内股で立ったり歩いたり、床の上で横座りや足先を変な方向に向けて、その上に自分の体重をどっかり乗せる習慣が、将来の腰痛、股関節痛、ひざ痛などの原因を作っているように思えます。

食事の問題と同様、本来なら親や周囲の大人が正しい指導をすべきですけど、指導できる大人がほとんどいないので、さまざまな痛みや病気を抱える人が増えてしまう。。。

とりあえず、気がついた人から自力で矯正するしかないですね。姿勢も、食事も。

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