ひざ裏のばしですべて解決
お久しぶりです。
更新休止中も健康オタク生活は続けていて、新たな挑戦で新たな発見があったりと、小ネタがいくつかたまっています。
今日はそのうちのひとつ、『ひざ裏のばしですべて解決』(川村明著)という本を紹介します。
この本の紹介記事や動画で、高齢の方々が、ブリッジしたり開脚したりしている姿がフィーチャーされていて、ひざが痛いといっていつもサポーターをしている母(80代半ば)にいいのではないかと思い、本を購入してみました。
「ひざ裏のばしは究極のアンチエイジング」だそうで、3つの簡単な体操が基本として推奨されています。
● 壁ドンストレッチ
1. 壁の前に立つ
2. 両手をつき、足を前後に開く(息を吸う)
3. 壁を5回押す(息を吐きながら)
4. ぐーっと5秒キープ(ひざ裏を十分に伸ばす)
● 壁ピタドローイン
1. 壁にかかと、腰、背中、後頭部をつける
2. つま先は90度に開き、ひざはつける
3. 手のひらを壁につけて息を吐く
4. 手を返して、息を吸いながら5秒キープ
● ワン・ツー・スリー
1. 足を大きく開く(息を吸う)
2. ゆっくり腰を下げる(息を吐く)
3. 「ワン・ツー・スリー」と言いながらももを3回たたく
4. 足を伸ばして「ワン・ツー・スリー」と言いながらお尻を3回たたく
母は運動音痴で体操とか苦手な人なので、とりあえず、私が覚えて見本を見せようと考え、この3つの体操をやっていたら、母よりむしろ私のほうがこの体操を必要としている気がしてきました。。。
私、この本に出てくる80代の方々より、はるかに体が硬いんですよね。
著者は山口県宇部市でクリニックを開業されている医師で、55歳のときにヨガを始められたそう。長年の運動不足で床に両手を伸ばすと30センチ以上の距離があったそうなのですが、半年後には、開脚して胸が床にベターっとつくようになったと話されています。
私は、4年前からダンスのクラスを取っていて、開脚して胸が床にベターっを目指しているのですが、まだ肘が床につく程度で、おでこもつかないし、胸なんて夢のまた夢という状態。
それで8月の初旬からこのひざ裏のばしに取り組み始め、著者のようになりたいとがんばっています。
開脚はまだあまり目に見える進歩はないのですが、姿勢が少しよくなった気がします。前肩猫背で頭が前に出がち。さらに腹筋が弱いので反り腰にもなりがち。壁ピタは、この悪い姿勢の予防に非常に効果があると感じています。
母にもこの3つの体操を教えたら、ひざ裏が伸びる感じが気持ちいいと言って、毎日やっているようです。
(足元がおぼつかない父(80代半ば)にもやってほしいのですが、昔から頑固な人で、認知症になってからはさらに頑なになってしまい、1回やったきり、その後は拒否。。。)
3つの体操をすべてやっても3分程度なので、すきま時間にやることができます。(お風呂上がりがベストらしいですが。。。)
体験談もたくさん盛り込まれているので、やる気にさせてくれます。
メインの3つの体操以外にもストレッチが10種類ぐらい載っているので、さらに深めていきたい人のニーズにも応えています。
ただ、ヨガやダンス、スポーツ等の体作りのため、ストレッチに真剣に取り組んできた経験がある方には、物足りないと思います。
ひざの裏側、のびていますか?
高齢になると腰が曲がったり背中が丸くなったりしますが、その出発点はひざの裏側です。
ひざ裏がかたくなると足がまっすぐのびなくなって、腰も背中も曲がってしまいます。
このゆがんだ姿勢は、体に力を入れなくても立てるのでラクなのです。
ラクしたぶんだけ体幹の筋肉がゆるんでいき、姿勢は悪くなる一方です。
という著者の言葉に何か感じるものがあった方には、この本、おススメです。
※ 著者のブログ: 山口宇部発の介護予防!医師・川村明の健康コラム
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