ウォーターピック
今日は口腔内の健康のためにマーカスさんが実践している方法を紹介します。
YouTube: Secret to Fix Bad Breath, Receding Gums- Better than Flossing!
この動画では、マーカスさんが歯と歯茎の健康、口臭対策について説明しています。
皮膚、消化管、腸、副鼻腔など、人体のほとんどの部分は酸で覆われているそう。酸には殺菌力があると言われていますが、これは、菌は酸の中ではうまく呼吸ができないためらしい。
けれども、口の中を酸性にするわけにはいかないんですね。歯がありますから。。。歯(エナメル質)が常時、酸に晒されていたら、溶けてしまいます。
そういうわけで、口の中はアルカリ性。細菌にとっては繁殖しやすい環境。口腔内がきちんと掃除されていないと、細菌がわんさか繁殖し、口臭の原因になります。
マーカスさんは、口腔内の掃除にウォーターピックを使っているとのこと。
直訳すると、「水ようじ」です。ノズルの先から水を噴射させて、歯間に残っている食べかすを掃除する器具です。
マーカスさんは、エネマとかネティポットとか、水を使って体内を掃除する方法を推奨していて、このウォーターピックもそのひとつです。
私はマーカスさんが勧めているものを次々と購入し(笑)、エネマもネティポットも良かったので、このウォーターピックも試してみることにしました。
手に入れたのは、パナソニックEW-DJ71-Wジェットウォッシャー Doltz(ドルツ)。
ちょっと最初使いにくいかなとも思いましたが、何回か使っているうちに慣れてきて、気持ちよく掃除できるようになりました。
水流の強さは10段階あるのですが、「強すぎると歯茎に良くないので真ん中の強さまでに抑えるように」というマーカスさんの注意を守って、私は3~5ぐらいの強さで使っています。
マーカスさんは、このウォーターピックの水に過酸化水素(H2O2)水を混ぜていると言っています。
割合は、全体の3分の1ぐらい。つまり、水:過酸化水素水 = 2:1
過酸化水素水は非常に殺菌力が強く、ウォーターピックに使っていると、器具のゴムのパーツが溶けてしまうほど。なので、マーカスさんは、2か月ぐらいで買い換えているとか。
マーカスさんは健康的なライフスタイルに切り替える前、13本の虫歯跡(穴)があったらしいのですが、、この過酸化水素水入りのウォータピックによる口内洗浄と、完全生菜食生活(加熱料理ゼロ、甘い果物ゼロの100%ローフード)を2年間続けたら、ほとんどの歯が治ってしまったらしい。。。
この話を聞いて、私も過酸化水素水を使ってみたいと思い、オキシドールを購入してあるのですが、日本で売っているオキシドールって、フェナセチンという添加物が(どこのメーカーのものであっても?)加えられているのですよね。
そして、フェナセチンは、ウィキペディアによると、
フェナセチン(英:Phenacetin)は、かつて広く使用されていた鎮痛剤であるが、その副作用のためにその使用が控えられている。長期に大量を服用した場合の腎障害や腎盂・膀胱腫瘍の発生リスクの増大等が指摘されている。
日本薬局方からは2003年の第十四改正第一追補によって削除され、現在は、オキシドールの添加物として用いられる他、試薬としての使用にとどまる。
米国食品医薬品局(FDA)は1983年にこのフェナセチンを使用禁止にしています。だから、マーカスさんが使っている過酸化水素には使われていないはず。
アメリカでは30年以上前に禁止された物質を日本はまだ使っているんですね。
ヨーロッパでもまだ使用が認められている国があるようなので、日本は欧州に倣っているんでしょうか。
過酸化水素と水だけの過酸化水素水が日本でも手に入るなら、私もこの方法を日常的に試したいんですけど、今のところ、適当なものが見つからず、たま~に使用する程度。(それも、ウォーターピックではなく、ただのうがい)
オキシドールに含まれるフェナセチンはおそらく微量だと思うので、そんなに気にすることもないのかもしれないのだけど、なんか引っかかりを感じて、二の足踏んでいます。
そんな訳で、個人的に、日本の過酸化水素水(オキシドール)を手放しではお勧めできないのですが、ウォーターピックそのものは、なかなか良いと思います。作動音以外は。。。
私が買ったやつは、結構、音がうるさいので、住環境や家族構成によっては、使用する時間や場所に注意が必要かもしれません。
ウォーターピックは、フロスより歯茎にやさしいと思いますが、どうしてもフロスじゃないと取れないというものもあります。また、歯垢のように歯にこびりついているものはウォーターピックでは太刀打ちできないので、歯ブラシが必要です。そして、歯垢が歯石化してしまったら、もうプロに頼んでスケーリングしてもらうしかないです。
とにかく、糖や酸は歯の健康にマイナスになりがちなので、食べ過ぎないことと、食べたらすぐに口の中をゆすぐことが重要のようです。
ローフーディストの中でも、フルータリアンとかそれに近いスタイルの食生活をしている人は、歯に問題を抱えている人が多いと言われていますので、要注意です。
また、フルーツジュースやアップルサイダービネガー(りんご酢)、お茶(タンニン)も、酸が含まれているので、こういうものを口に入れたら、できるだけ早く口をゆすいだほうが良さそうです。
歯磨きについては、別の動画があるので、そのうちあらためて書きたいと思います。
※ 歯関連記事
苦渋の選択(歯科治療)(2017.2.17)
歯の問題あれこれ(2017.2.24)
歯周病(2018.11.9)
歯はいろいろなところにつながっている(2023.4.28)
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