ロー・ヴィーガン適齢期
私が加熱ヴィーガン食を始めたのは40代前半。
ロー率を上げて本格的にロー・ヴィーガン食を始めたのが50代直前。
もっと早くに始めていたら、どうなっていたかな?
加熱ヴィーガンというステップをスキップしていきなりロー・ヴィーガンになっていれば、もっと健康になれたかな?
...なんて思うことがときどきあります。
でも、「たられば」は妄想に過ぎませんね。
20代や30代の頃の私は滅茶苦茶な生活を送っていて、考え方も非常に幼稚だったんで、どうひいき目に見ても今と同じことができたとは思えない。
それに、加熱ヴィーガンでいろいろ失敗したおかげでロー・ヴィーガンの良さが実感できているので、加熱ヴィーガンも私にとっては必要なステップだった。
となると、50代直前というのが、私にとってのロー・ヴィーガン生活開始適齢期。
遅いスタートではあったけど、それなりに健康状態が良くなってきていて更年期障害とは無縁だし、とりあえずまだ老眼鏡なしで文字を読むことができるので、やって良かったです。
加熱ヴィーガンの頃は、同年代の人達もそこそこ健康だったし、私自身の健康状態もイマイチだったんで、私の「奇妙な食生活」に関心を示す人はいませんでした。
でも、50代になってロー・ヴィーガン生活が続くようになってきた頃から、「なんで太らないの?」「何を食べているの?」と聞かれることが多くなってきました。
年齢を言うと、ギョッとされたり、いきなり敬語になる人がいたりするので、昔ほど貧相じゃなくなったのかなとも思っています。(単に年相応の貫禄がないだけかもしれませんけど。)
若くて健康なうちに始めたほうが排毒期間も短くて楽。でも、若いうちは周囲からの干渉がきつく、誘惑も多いので、なかなか続けるのは難しい。
年を取れば、だんだん周囲から指図されることは少なくなってくるけれど、今度は長年の食習慣を変えることが難しくなる。そもそも頭が硬くなって、新しい考えが受け入れられない場合もある。
どの年代にも一長一短があって、一概には語れないんですよね。
結局、その人次第。
ロー・ヴィーガンというライフスタイルがあることを知ってすぐに始める人もいれば、何年もたって体調が悪化したときに思い出して始める人もいる。
いったん始めても、排毒症状に恐れをなしてギブアップしてしまったり、誘惑に負けて昔の食生活に戻ってしまう人もいる。
ある程度続けて健康状態が上向いたところで気が緩み、「ご褒美」と称して非ロー・ヴィーガン食に手を出してしまうこともある。
これらは本当によくあることで、私自身も経験済みだし、マーカスさんの本Heal Yourself 101にも書いてあります。
どの年代で始めても一筋縄では行かないのがロー・ヴィーガン生活。
でも、やってやれないことはない。
思い立ったときが適齢期だと思います。
| 固定リンク | 7
「雑記」カテゴリの記事
- 更新休止のお知らせ(2025.01.03)
- 小児ワクチン接種とネグレクト(2024.12.20)
- ウルオ(ポット型浄水器)(2024.12.13)
- 高齢ではない人の訃報が増えている(2024.12.06)
- 子宮頸がんワクチンの被害が増えているらしい(2024.11.01)
コメント