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2017年3月 3日 (金)

何をどう食べようと自由だけど

ローフードの基本原理は、

生命力のあるものを体に入れる

ですね。

今日は、生命力を失ったものを体に入れるとどうなるか、について書いてみたいと思います。

トーニャさんの本、"Your Right To Be Beautiful"には、

加熱調理は資源と時間とエネルギーの最大の無駄遣い。加熱調理は殺害。コンロは大虐殺の現場であり、鍋釜は栄養素たちの墓場。

夕食の準備で野菜の皮や切りくずを流しの生ゴミ入れに入れたりするが、こうした皮や切りくずのほうが、夕食のテーブルに並べられたご馳走よりも、栄養学的には人間が摂取するのに適したものであることが多いのだ。

とあります。

45℃~50℃を超えると、多くの栄養素が生命力を失ってしまうので、一般的な加熱料理は死骸を食べているようなものです。

手間暇かけて、死骸を食べている…。

(なんか、とってもシュールな世界)

死骸には虫が湧きますね。土に返すために死骸を処理する係が集まってくるのです。

これと同じことが体の中でも起きます。

寄生虫がいない人というのは皆無と思われますが、寄生虫が大繁殖するか、休眠状態で静かにしているかの違いは、体の中にある死骸の量だと思われます。

加熱調理された食物(死骸)は、過去記事(「加熱料理を食べると白血球が増加する」)に書いたとおり、体にとっては異物。

消化・吸収・同化・排泄がスムーズに行われず、体の中に居座っている時間が長い。虫(死骸処理係)の助けを借りないと分解できない代物なのでしょう。

そして、死骸を食べていると、自分自身の体の生命力も弱ってきて、ウイルスだの病原菌だのがん細胞だのなんのかんのに冒されやすくなる。

これも掃きだめとかドブとか汚いところに、虫やら菌やらが集まってくるのと同じことで、体の中が汚れていて、きれいにする必要があると判断されたから、お掃除係が派遣されてきたのでしょう。

  “To eat is human, to digest divine.”

 — Mark Twain

  (食は人の仕業、消化は神の御業 — マーク・トウェイン)

なんでも口に入れることはできるけれど、なんでも消化できるわけじゃない。

何をどう食べようと自由だけど、何をどう食べたかの結果もついて回る、ということを忘れないほうがいいですね。

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