クロロフィルとヘモグロビン
トーニャさんの本"Your Right To Be Beautiful"によると、
私たちの血液はグリーンジュースと非常に似ている。グリーンジュースに含まれるクロロフィルと、血液内のヘモグロビンの分子構造の主たる違いは、中央に配置されている元素。ヘモグロビン(血液を赤くするタンパク質)の中央には「鉄」、クロロフィルの中央には「マグネシウム」がある。
◇ ◇ ◇
人体は大量のクロロフィルを糧としている。クロロフィルは青菜に豊富に含まれており、青菜のクロロフィルは自然治癒の過程で大きな役割を果たす。また、強力なアルカリ化剤、血液の浄化剤でもある。クロロフィルにより吐息が甘い香りとなり、デオドラントは不要となる。
また、マーカスさんの本Heal Your Faceによると、
クロロフィルが皮膚を作り直す。白髪を元の色の髪に戻す力もある。
とのこと。
生菜食(ロー・ヴィーガン)で病気治しや若返りを狙おうという場合、このクロロフィルの摂取が非常に重要のようです。
健康な人は、清浄な血液の持ち主。
清浄な血液というのは、弱アルカリ性。
でも、動物食や加熱食などでは血液が酸性に傾いてしまいます。
生の果物やナッツなども、動物食や加熱食よりは遙かにヘルシーなのですが、これらも血液を酸性に傾けます。
加えて、睡眠不足やストレスなど、私たちの周りには、体を酸化(老化)させるものが非常に多く存在します、
そんな環境では、血液をアルカリ化して浄化してくれるクロロフィルはとても有り難いもの。
クロロフィルが豊富な青菜は、果物やナッツのように口当たりのいいものではないため、嫌われやすいのですが、健康のためには是非ともたくさん摂取したいですね。
過去記事(「痩せて老け込んだローフーディストにならないために」)に書いたように、青菜をそのまま食べると、うまく消化できず、ガスが発生したり、体調が悪くなったりすることがあります。
私も4~5年前、グリーンスムージーやグリーンジュースではなく、青菜をサラダで摂ろうとしていた頃、食べた直後に目眩がして気分が悪くなってしまったことがありました。
よく噛んでいなかった上に、胃酸が弱っていて、青菜の消化に手こずり、体中の血液が胃袋に集まってしまったようでした。
未消化の食物は体が吸収できないそうなので、せっかくのクロロフィルも私の体を通過しただけで、体に同化されることはなかったと思われます。
なので、青菜は消化・吸収しやすいスムージーやジュースで摂取するのがお勧めです。
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