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2016年5月27日 (金)

健康のことは健康な人から学べ

トーニャさん曰く、

実年齢より10歳~20歳若く見える人がいたら、それは偶然そうなったわけではありません。ほとんどの場合、それは、並々ならぬ知識、相当な努力、不退転の決意のたまものです。

「10歳~20歳若く見える人」というのは、つまり、超健康な人のことですね。

では、超健康な人とはどんな人なんでしょう?

  • 目が澄んでいる
  • 皮膚に問題がない
  • 無駄な肉がない
  • 姿勢が良い

30代ぐらいまでなら、ローフーディストでなくても、この4つの条件をクリアしている人はいると思います。

でも、40代、50代、60代…と年代が上がるにつれ、加熱食を食べていて、4つすべてをクリアできるというのは、相当強靱な内臓の持ち主以外、無理ではないでしょうか。

首から上だけ若く見えるとか、体つきだけは若く見えるとか、部分的にクリアされている方はいると思いますが…。

● 目が澄んでいる

これは肝臓の状態がいい証拠。子どもや若い人の目って、白目が青みがかっていてとてもきれい。でも、中年になると、充血したり、黄ばんだりしてくる人が多いです。

● 皮膚に問題がない

しみ、そばかす、ほくろ、いぼ、しわ、たるみ、くすみ、乾燥肌、脂性肌、吹き出物、湿疹などの問題がない中高年、なかなかいないと思います。

● 無駄な肉がない

加熱料理を食べていると、どうしても排泄できないものが体内に溜まってしまい、特に、お腹周りに肉がつきやすい。細い人でも下腹だけは出ていたりします。(これは、腹筋が弱って、内臓が下垂しているということもあります。)

● 姿勢が良い

日頃から運動して体を鍛えていないと、きちんとした姿勢を維持できなくなります。食事が不適切だったり、日光浴が不十分だったりしても、骨や筋肉が弱って、正しい姿勢が取れなくなることもあります。

西洋医学の医者で、この4つの条件をクリアしている方、非常に少ないのではないでしょうか。メタボ健診をしている医者がメタボ体型だったり、激務で「医者の不養生」になって患者より病んでいたり、なんてこともありますし。

トーニャさんの本"Your Right To Be Beautiful"によると、2001年に、National Health Association (ナチュラル・ハイジーンの普及組織)の上層部の顔写真が会報誌に掲載されたところ、会員から、ある幹部の容姿について苦情が来たそうです。太っていて明らかに不健康そうだと。

そして、その幹部はそのポジションから下ろされてしまったようで、別の人が任命されたらしい。

やはり、健康法の指導者には、有言実行で、自説の健康法を実践して、その成果を自らの体で体現することが求められるのですね。

これはある意味、医者になるより難しいかもしれません。食事や生活習慣を意志の力で徹底的にコントロールしなければならないわけですから…。

巷には様々な健康法がありますが、上記の4つの条件をクリアしている提唱者、どれぐらいいるでしょうか。

トーニャさんは、健康法の本などを読むときは、著者の顔写真をまずチェックして、実年齢より10歳~20歳若く見えない人のアドバイスは、まともに取り合わないことにしているらしいです。反面教師とすることはあるようですが…。

言われてみると、私もそうかな。

私自身は4つの条件の最後の2つはかろうじてクリアしていますが、最初の2つはまだまだダメで、自分のことを棚に上げて指導者に厳しいことを言って申し訳ないなとも思うのですが、自分が成功していないからこそ、成功している人の話が聞きたい訳で、わざわざ不健康そうな人の話を聞こうとは思えないのですよね。

例えば、風邪だのアレルギーだの言っている人とか、眼鏡をかけている人(近眼・老眼)とかだと、「その健康法、大丈夫?」って不安になります。

トーニャさんもマーカスさんも、病気知らずで、目も耳も良さそうだし、70代の有名なローフーディストのアネット・ラーキンスさんなどは、70代でも老眼鏡不要と言っています。

ローフードの指導者にもいろいろな人がいますが、やはり、実年齢よりずっと若く見えて、健康そうな人で、その指導内容が実践的で分かりやすい人、という条件を付けてふるいにかけると、いまのところ、マーカスさんとトーニャさんが私にとってのベストですね。

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