« ロー生活を成功させる鍵は咀嚼にあり! | トップページ | 進化論と創造論と人間の寿命の変化 »

2016年3月11日 (金)

ローヴィーガンの中年女性たち

今日は、久しぶりにマーカスさんの動画。40代~50代のローヴィーガンの女性を特集したものです。

YouTube: Serious Inspiration for Middle Aged Women

この動画に登場するのは次の7人。

  1. ヴィヴィアンさん(54歳)
  2. ジャクリーンさん(52歳)
  3. エレインさん(51歳)
  4. シャカヤさん(51歳)
  5. カラさん(47歳)
  6. ベッティーナさん(48歳)
  7. シンシアさん(42歳)

バックグラウンドはみなさんそれぞれ違うのですが、共通しているのは、ローヴィーガンであること。

そして、全員、前向きでエネルギーに満ちあふれ、引き締まった体つき。下腹ぽっこりなんて人はいない。

エレインさん以外は皆1人~4人のお子さんを出産されており、正しいローヴィーガン食を続けていれば、出産しようがしまいが、出産した年齢、お子さんの人数に関係なく、その人に合った適切なスタイルを維持できることを身をもって証明しています。

以下、それぞれのお話で私が興味を引かれた部分をピックアップしてみます。

● ヴィヴィアンさん

1991年初め~1994年後半に4人の子を授かった。

今の食生活のおかげでエネルギーに満ちあふれ、気分爽快だ。

要は考え方の問題。自分のやっていることに集中すること。

今何を食べるかという選択で、その後の人生に違いが出てくる。

● ジャクリーンさん

3人の子の母。

現在、ロー率80%だが、100%を目指している。

体重で悩んだことはない。ヴィーガンでいることはとても簡単だ。

ホルモンの問題もない。

世の女性達へのアドバイス: 栄養について勉強して、菜食のホールフードで、できるかぎりローフードにすること。

● エレインさん

職業はフライトアテンダント。

この食生活を40代後半から始めた。

長く寝る必要がなくなり、睡眠3時間で12時間働くことも可能になった。

社会では「中年」と呼ばれる年代だが、人間の寿命は本来もっと長いので、実はまだ「中年」ではないのだと思う。

ホルモンレベルも閉経までまだ遠い状態だから、妊娠したくないなら気をつけたほうがいいと医者から言われており、これから子どもをもつことも考えている。

● シャカヤさん

結婚して18年。ティーンエージャーの2人の男の子の母。

何も着ない(全裸)で寝ている。長いことパジャマなどを着て寝ていたが、何も身につけていないと、睡眠の質も良くなる上に、自分の体の感触を自分で感じ、女性としての肉体的な感覚を味わえることが分かった。また、パートナーにも好評で、確実にそれまで以上に楽しい時間を過ごせている。

年を重ねながら、さらに美しくなっていくことが可能だ。

(Amazon.comでトーニャさんの本のレビューを読んでいたら、シャカヤさんのレビューを偶然発見!彼女はもう長いことトーニャさんの熱烈な支持者みたいで、トーニャさんと実際に会って、その美しさに驚いたって書いてありました。)

● カラさん

子どもと一緒になって走り回ったおかげで、出産後のほうが体型が良くなった。

家の中にジャンクフードを置かないようにすると、正しい食事をしやすくなる。

6時以降に食べないことが重要。

老化を止める、あるいは老化の速度を非常に遅くさせるには、食べるもの、食べ方に注意すること。

(※ カラさんと息子さんがローヴィーガンの子育てについて語っている動画はこちら

● ベッティーナさん

41歳で息子を授かった。

食べ物で自分を慰めようと思ったことは一度もない。

まず最初にケーブルテレビを切った。(食べ物のコマーシャルが多すぎる)

カンジダ症に悩んでいるベジタリアンの友人に対し、毎食のように食べているパスタをやめるようにアドバイスしたところ、彼女の症状が好転した。

● シンシアさん

3人の子(19歳、16歳、13歳)をもつシングルマザー。

大人になってからは、多少の波はあったものの、ほとんどローヴィーガン。

女性、特に母親は自分のことを後回しにしがちだが、自分の体への投資を優先させるべき。

マーカスさんによると、人間の寿命は120歳以上らしいので、40代50代というのは、まだまだ人生の前半戦。

世間では中年と言われていますが、正しい生活習慣(食事、運動など)を続けて、体をきちんとメンテナンスしていけば、まだまだ色々なことが可能な年代みたいですね。

40代後半あたりになると、たいていの人は何かしら健康上(美容上)の問題に直面し、いろいろ考えさせられる時期。

私も中年になってあちこちガタがきて初めて生活習慣を見直しはじめました。もっと早く始めていればなあ、と思うこともしばしばですが、それでも、なんとか今から巻き返しを図ろうと頑張っています。

It's never too late!
(遅すぎるってことは絶対ない!)

| |

« ロー生活を成功させる鍵は咀嚼にあり! | トップページ | 進化論と創造論と人間の寿命の変化 »

食事法」カテゴリの記事

菜食主義」カテゴリの記事

健康法」カテゴリの記事

Markus Rothkranz」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
 ロービーガンに興味がありますが、
 甘い物が好きでロースイーツも食べたいのですが、

 アガペシロップなどが多く使われていますが、
 マーカスさんとか有名なロービーガンの方達は甘味料などは
 使っているのでしょうか?
 もしお分かりでしたら、教えて頂きたいのでお願いいたします。

投稿: 真美 | 2016年4月 1日 (金) 16時38分

★ 真美さん
こんばんは!

>甘味料
マーカスさんは、病気治しや劇的な若返りなど、徹底的に現状を変えたい場合は、糖分(果物や人参も含む)を完全に断て、と言っていますが、健康上の問題がなく、現状維持程度で良いという人には、そこまで厳しいことは言っていません。

マーカスさんの本にもアガベを使ったスイーツが出てきますし、マーカスさんのパートナーのカラさんがスイーツ作りにメープルシロップを使っている動画を見たこともあります。(メープルはローじゃないけど、アガベよりましと思っているみたいです。アガベは賛否両論、いろいろあるようで…)

甘味料については、意見が分かれるところですが、私自身は、シミそばかすを何とかしたいと思っているので、甘味料は控えています。

投稿: 真美さんへ | 2016年4月 1日 (金) 21時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ロー生活を成功させる鍵は咀嚼にあり! | トップページ | 進化論と創造論と人間の寿命の変化 »