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2016年1月29日 (金)

そら豆のマリネ

そら豆が出回り始めましたね。店で見かけて、マーカスさんがそら豆を強く勧めていたのを思い出し、今日生まれて初めて生でそら豆を食べたところ、非常に美味しかったので、記事にしてみました。

YouTube: FAVA BEAN high protein recipe for HGH, anti-aging, bodybuilding, weight loss

そら豆には魅力的な栄養素がたくさんつまっているそうで、マーカスさんがものすごい勢いで熱く語っている内容を簡単にまとめてみますと、次のような感じです。

  • 1/4カップのそら豆に10gのタンパク質が含まれている(ボディビルディング等で筋肉をつけたい場合にはとても効果的)
  • マラリアを予防する
  • レボドパ(L-Dopa)が最も多く含まれている食材
  • レボドパはパーキンソン病の治療薬に用いられる成分
  • レボドパは下垂体を刺激してヒト成長ホルモン(HGH)を放出させる
  • HGHは、現在分かっている物質の中で最も強力なアンチエイジング物質
  • 下垂体は内分泌系全体(性ホルモン、甲状腺、副腎、免疫系等)を調節する働きがあるため、女性ホルモンの問題でもそら豆が奇跡的な効果を発揮する
  • 抗がん作用をもつとされるビタミンB17も含まれている
  • 繊維も豊富なので、お通じもよくなる
  • オリゴ糖も含まれていて、腸内の善玉菌のエサとなる
  • カリウムも含まれていて、血圧の保持、心臓の調節に有効
  • ビタミンAも豊富で、健康な皮膚の形成、良好な視力、骨の発達に役立つ
  • 悪玉コレステロール(LDL)値を下げる

米国ではどうも食べる人が少ないみたいで、どこで買ったらいいかまで説明していますが、日本では幸いお馴染みの食材で、入手しやすい。

ただ、日本でも、そら豆を生で食べる人って、非常に少ないのではないかと思われます。(私の周囲では皆無です…

なので、私もこの動画を見なかったら、いったいどうやって食べたらいいか、思いつかなかったでしょう。

マーカスさんは動画の後半で、そら豆のマリネを紹介しています。

■ 材料

  • オリーブオイル
  • りんご酢(非加熱)
  • ハバネロ、シラノペッパー等の唐辛子類
  • たまねぎ(赤たまねぎ)
  • にんにく(大量)
  • ケルト塩(粗塩)
  • 黒コショウ

■ 作り方

  1. そら豆をさやから出して、ボウルに入れる
  2. オリーブオイルを少々入れる(減量中の人は入れない)
  3. りんご酢(非加熱)を、そら豆がひたひたに隠れるようなところまで入れる
  4. シラノペッパーのみじん切りを入れる
  5. 赤玉ねぎのみじん切りを入れる
  6. にんにくのみじん切りを入れる
  7. 塩と黒コショウを少々入れる
  8. よく混ぜ合わせる
  9. 室温で4~5時間おいておく
  10. 冷蔵庫に入れておけば、長期保存も可能(オイルと酢が保存料の役割を果たす)

私も、このレシピを基にして作ったのですが、初めてだったので、そら豆は一袋しか買わず、この一袋の中に入っていた粒は全部で26粒。マーカスさんの量とは比べものにならないぐらい少量…。

(マーカスさんが動画の中で、「さやを開けると宝石ケースのような美しいベルベットの中敷きが敷き詰められている」みたいなことを言っていたので、今回あらためて、さやの中を見たら、本当にすてきなクッション素材が敷き詰められていて、自然の設計のすばらしさに感動してしまいました)

赤玉ねぎを買い忘れてしまい、普通の玉ねぎを使いました。(マーカスさんは赤玉ねぎがベストと言っていますし、普通のだとちょっと辛いし、彩りも寂しいですが…)

また、ハバネロとかシラノペッパーは手に入らなかったので、タカノツメ(唐辛子)と獅子唐で代用しました。

そして、にんにくは入れたのですが、塩コショウは入れませんでした(調味料はあまり使いたくないので)。

5時間ほどキッチンに置いておいてから食べたのですが、一口食べたら、あまりにも美味で感激!! (塩コショウなしでも美味しかったです)

オイルと酢が材料と混じり合って、とろっとした良い感じになってました。そして、ピリ辛が食欲をそそる、そそる…(笑)

マーカスさんが最後のところで、ソラマメ中毒(favism)について言及していて、正しい食事(ローヴィーガン)をしていれば、このような中毒は起きないと言っています。

保存もきくようなので、次回はもっとそら豆を大量に買い込みたいと思っています。そら豆の旬は4月~6月ということですから、これからもっと大きなさやのものが出てくるのでしょうか? 今回買ったのはすごく小さかったので、寂しい量になってしまいました。

このそら豆のマリネのレシピは、マーカスさんの本Heal Yourself 101の136ページに出ていますけど、写真と材料の記載だけなので、動画を見たほうが断然分かりやすいです。

※ 関連記事

天日干し切り干し大根のマリネ(2019.03.29)



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コメント

こんにちは

昨日、近くのスーパーで、そら豆が安くうっていたので、物は試しと思って買って食べてみたら、すーごく美味しかったです。
勿論、生で食べましたが、十分美味しいですね!いや〜、驚きでした。

色々と為になる情報を、ありがとうございます(^ ^)

投稿: シェルン | 2019年7月16日 (火) 11時53分

★ シェルンさん
こんにちは~

おお、生そら豆仲間が!

生で食べるっていうだけで、すごい驚かれるんですが、薄皮をつけたまま(鞘から出しただけ)の状態で食べているというとさらに驚かれるんですよね。

オイルやりんご酢はオプションなので、使わなくても平気なら、そのほうがいいと思いますよ。

私もマリネにしないで、そら豆をおつまみがわりに食べるのも好きです。

久しぶりにこの記事の動画を見たら、オイルの量を勘違いしていたことに気づき、3年半ぶりに訂正しました(汗)

投稿: シェルンさんへ | 2019年7月16日 (火) 14時02分

こんにちは

そら豆は今まで余り食べたことなかったんですよ〜
今回試しに買ってみて、鞘から出してそのまま生で食べてみました。最高の味でした!
薄皮、美味しいですよね、あの膜があって豆の良さが生きる、みたいなそんな感じがしますけれど
イタリアでは、よく生で食べるみたいですね。

オイルを混ぜてマリネにすると、更に美味しいんでしょうね〜
家に今あるオリーブオイルは、一般的なボ○コのものなので、ちょっと心配なのでやめておきました。

投稿: シェルン | 2019年7月19日 (金) 06時19分

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