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    名前: Norah(のら)
    不健康な健康オタクという汚名を返上すべく、心穏やかに暮らす術を模索中。2012年に本格的にローフード生活に移行。菜食歴12年。

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2014年11月14日 (金)

タンパク質はどこから取る?

菜食、それもローフード中心に食べているというと、タンパク質はどうやって取っているんだ、と必ず聞かれます。

昔は、加熱菜食でしたから、「大豆とか~」なんて、答えていたんですが、今ではほとんど食べない(発酵させてない大豆は有害らしい)ので、「タンパク質はアミノ酸で、アミノ酸は植物にも含まれているから問題ないんだよ~」と言っています。

このタンパク質がらみの質問、これからも事あるごとに聞かれそうなので、復習がてら、このブログにまとめておきます。

「タンパク質=筋肉」、みたいなイメージが一般的ですよね。

まずは、次のマーカスさんの動画から。

YouTube: Raw Vegan Muscle Bodybuilding DVD set now available !

これは、"Where do you get your protein?(タンパク質はどこから取るのか?)"という質問に答えるべく、マーカスさんがリリースした、"Raw Vegan Muscle(ロー・ヴィーガンの筋肉)"という3枚組ディスク(DVD×2 + CD×1)の宣伝用動画です。(この商品の紹介サイトはこちら

(私はそのDVDを見たことがないので、上掲の動画と紹介サイトの内容からこの記事を書いています。)

[0:01]
The strongest and most powerful animals on the planet don't eat meat and live a lot longer than meat eaters.
(地球上でも最も強く、最も力のある動物は肉を食べず、肉食動物よりずっと長生きする)

The same goes for humans.
(同じことが人間についても言える)

この中に登場するのは次の4人。

  • Nick Stern

ニックさんは58歳(2010年現在)。生まれてからずっと、ほとんどベジタリアン・ローフーディストなのだそうですが、世間でもてはやされている肉と乳製品を摂ったらどうなるのか、試した時期(2~3年)もあったとか。高校の頃は一番小さくて、5'2"(157.5cm)122 lbs(55kg)だったらしいのですが、1970年代には国際レベルのボディビルダーになり、それ以来、その体を維持されているとのこと。ご自分の経験から非肉食のローフード食を勧めています。

  • Wade Lightheart

ウェイドさんは元々筋肉隆々というタイプではなく、若い頃、筋肉をつけて体を大きくすることに大変苦労したようです。ニックさん同様、肉と乳製品を試したこともあるそうですが、最終的にロー・ヴィーガン・ライフスタイルが色々な面で格段に優れているということに気付いたらしい。プロの競技ボディビルダーとして大会での優勝経験もあります。

  • Nature Love

デラウェア州ニューアークの自然食コープ(生協)で働く、ネイチャーさん(Nature Loveは本名!)は、可能なかぎりナチュラルかつシンプルに生きることに人生を賭けており、携帯電話もコンピューターも持たず、飛行機にも乗らないそうです。トレーニングは週に3日で、生の果物、緑の葉物、野菜、種のみを食べ、肉、乳製品、加熱料理は食べないとのこと。筋肉質ですが、食べる量は普通の人の半分ぐらいだとか。

  • Danny Dalton

ダニーさんは53歳(2010年現在)。ラスベガスでタクシーの運転手をやっています。食べているのは、生の果物、野菜、木の実、種のみ。トレーニングは週2回で非常に少食ながら、立派な体格を維持されています。食べるために動物を殺さないことに頑なにこだわっているそうで、謙虚で優しい人柄が映像から伝わってきます。(ダニーさんについては、過去記事で取り上げています。興味のある方はこちらへ)

ロー・ヴィーガン食ではタンパク質は摂取できない、と心配されている方も、この4人のロー・ヴィーガン・ボディビルダーの体格を見たら、多少は安心されるでしょうか。

デトックスが終わって、体がクリーンになれば、ローフードは消化にエネルギーがさほど必要ないので、少ないトレーニングで効率よく体を作っていくことができるようです。

次に、マーカスさんの本 "Heal Yourself 101" での説明を見ていきます。

● タンパク質はアミノ酸から構成されている

自然界のほぼすべてのものがアミノ酸をもっている。同じ重量、同じ分子数で比較すると、植物、葉、果実、野菜、種子は他のものに比べて、栄養素、タンパク質、癒やしの力、生命力が高い。

● 肉は健康的なタンパク質供給源なのか?

地球上で長生きしている動物は肉食ではない。

肉食動物の体は極めて酸性に傾いていて、体を腐食させる(肉食動物が長生きしないのはこのためだ)。

人間は植物性タンパク質では癌にならない。

● 体は、アミノ酸からタンパク質を作る。

人体は動物性タンパク質を摂取して、そのまま細胞にくっつけるなんてことはできない。肉を分解して、液体の状態にして(これは大仕事なのだ!)、それをもっと細かく、塩基性アミノ酸分子にまで分解し、それを人間仕様のタンパク質結合に組み立て直して、そこで初めて人体が利用できるようなる。これには膨大なエネルギーと時間を要し、タンパク質を取る方法として非効率的である。

● 動物性食品の問題点

動物性食品(乳製品を含む)が人体を酸性に傾けるということに加え、ホルモン、抗生物質、ステロイドが天こ盛りで、安い不健康な動物用の飼料で育てられているということもある。

たとえ動物が有機で育てられたとしても、動物の天然のホルモンは人間向きではない。牛は、急速に数百キロもの体重まで成長させるホルモンをもっている。人間がこれを食べると、人体内で、癌などが急速に成長する。動物性食品は、異種タンパク質であり、異種タンパク質が人体における大方の疾病の土台となっている。

● 菜食 vs 肉食

有機野菜のタンパク質には、肉のように動脈をつまらせる尿酸はない。
肉食者の腎臓は、菜食者の腎臓より3倍の重労働をしなければならない。

● 動物性タンパク質と腎臓結石

高レベルの動物性タンパク質の処理に大量のカルシウムが必要になるため、動物性食品の多い食事は腎臓を石にしてしまう(植物性タンパク質ではこうはならない!)。こうして骨からカルシウムが奪われ、腎臓結石を引き起こす。人間の腎臓はそんな大量のカルシウムを処理できない。菜食者にはこの問題は起きない。

これだけ動物性食品の問題が指摘されても、普通の人は世間一般の常識に洗脳されていますから、「非科学的」、「大嘘」なんて言葉で片づけて、読んだそばから忘れてしまうのでしょう。

それに、そもそも、大部分の人は、このようなロー・ヴィーガン側から発信される情報に触れる機会もないでしょうし。。。

先日も、ある人に私が菜食者であることを言ったら、すごく驚かれて、

「肉を食べなくても病気にならないのぉ~?」

と真顔で聞かれ、一瞬、返事に困りました。が、とりあえず、

「逆だと思う」

と言っておきました。

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