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    名前: Norah(のら)
    不健康な健康オタクという汚名を返上すべく、心穏やかに暮らす術を模索中。2012年に本格的にローフード生活に移行。菜食歴11年。

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2012年7月27日 (金)

ロー・ヴィーガンな中年トラック野郎

暑いですね~。でも、菜食者、特にローフーダーは結構暑さに強いのではないでしょうか。私の場合、夏は1年のうちでいちばん体調の良い季節で、過去記事(「デトックスの夏」)にも書いたとおり、それは汗を大量にかくからだろうと思っていましたが、今年は去年ほど、汗が出ません。老廃物の排出が進んだ成果なのではないかと内心嬉しく思ったりしているのですが、本当のところは、よく分かりません。ここ2か月ぐらい、加熱料理の誘惑に負けてしまい、新たに老廃物を増やしているような気もするので…(汗)。

さて、今日は、米国で大型トラック(Big Rig)の運転手をやりながらローフーダーとなったデーブ(Dave Conrardy)さんの動画をご紹介します。デーブさんは現在56歳。5年前は、病的な肥満に分類されるほどの極度の過体重で、複数の深刻な疾患を抱え、まさに死に瀕した状態だったのですが、一念発起して食事をローフードに切り替え、健康を取り戻したとのことです。

YouTube: Dave the raw food trucker, interviewed by Markus Rothkranz

上掲の動画の内容を一部まとめてみました(かなり割愛しています…)。

● ローフードを始める前の状態

  • 体重は430ポンド(195kg)だった。
  • 第二期の大腸癌、糖尿病、腎臓疾患など様々な病気を抱えていた。腎臓からは血流にたんぱくが漏れていて、元に戻ることはないから、最終的には腎臓透析を受けることになると宣告され、大腸の方は化学療法や放射線療法が必要と言われていた。

● ローフードを始めたきっかけ

  • 大型トラックの運転を教えていたとき、ローフーダーの夫婦が習いに来て、彼らから「生き方」を教わった。
  • このローフーダー夫妻、夫は40代、妻は20代前半だったが、夫のほうが40代とはとても信じられなかった。どう見ても20代という風貌だったので。ここで気づきがあった。(※ この動画のインタビュアーであるマーカス(Markus Rothkranz)さんもローフーダーですが、50歳には到底見えないですよね。)

● ローフード生活の実践

  • トラック運転手は1日当たりの運転時間が11時間まで、休憩などの運転していない時間も含めた業務時間は14時間までと法律で定められている。自分は大型トラックの仕事を週70時間こなしながら、ローフード生活を続けた。やろうと思えば、できないことではない。
  • ジュース・フィースティング(Juice Feasting: 固形物を摂取せず、大量のジュースを飲む食事法)は、微量栄養素、植物性栄養素、抗酸化物質、βカロチンなどを体内に洪水のごとく送り込むことだ。
  • 葉野菜は生命体を変える力がある。ジュース・フィースティングによるパラダイム・シフトで、突如、「自分は癌なのだから、動物性食品はチーズやヨーグルトなども含めて全てやめよう」と考えるに至った。以前は1日に3ポンド(約1.36kg)の赤身肉を食べていたし、その他もすべて加熱調理したものだったのだが…。
  • 仕事で移動中のときは、30メートル以上ある延長ケーブル、最も廉価なジューサーを用意し、サービスエリアに車を止めて、近くの店に行き、青果コーナーの人に事情を話して、青果物を洗ってもらい、できるだけ有機のものを手に入れた。
  • 幅180cmの大きなピクニック・テーブルに野菜を1mの高さに積み上げ、濃い緑の葉野菜のジュースを3日分作った。1日あたり1ガロン(3.785リットル)を飲むので、3日分となると3ガロン(11.36リットル)。
  • 作りたてのジュースを飲んだほうが良いことは分かっていたが、自分のライフスタイルでは無理なので、できることをやった。
  • クレービングをコントロールできるようになるまで2年半かかった。
  • それまでショッピングモールのフードコートには近づかないようにした。食べ物の匂いをかぐと食べたくなってしまうので。

● ローフード実践後、疾患はどうなったか

  • 6か月で癌がなくなった。
  • 腎臓から血流にたんぱくが漏れるという問題も11か月でなくなった。5日前にも血液検査を受けたが、やはりタンパクの漏れはなかった。
  • 自分は51年間、デッド・フード (dead food:加熱調理で生命力が失われた食べ物のこと)の食生活で、まだロー・ヴィーガンになって5年も経っていないが、以前よりエネルギーにあふれているし、最も調子が良かった20代後半~30代前半の頃の感覚が蘇った。植物の癒やしの力を体感している。

デーブさんは19種類の処方薬を服用していたようなのですが、ローフード生活を始めて、半年も経たないうちに、1つを除いてすべての処方薬が不要になったそうです。癌、腎臓疾患、糖尿病その他の問題も改善され、体重も、3年かけて230ポンド(104.3kg)減量したとのことなので、まさに生まれ変わった感じなのでしょうね。

とにかく始める、そして続ける。そのために自分のライフスタイルに合ったプランを練る。当たり前のことだけど、普通の人がなかなかできないポイントを教えてくれています。

トラック運転手のような仕事をしながら、毎食、低速ジューサーでジュースを用意するなんて無理。廉価な高速ジューサーで3日分どんと作ってしまうというのは苦肉の策だったのでしょう。高速ジューサーじゃ酸化しちゃうし、3日前に作ったものを飲むなんて、と思う人もいるかもしれないけれど、ステーキやピザを食べているより遙かに健康的。完璧を目指して自分の生活になじまない方法を取り入れても、長くは続けられない。それなら、多少の妥協はあっても、自分に合った方法で長く続けられるほうが断然いいです。

動画の中でデーブさんが、

"Surround yourself with like-minded people."
    (同じような考え方の人たちの中に身を置け)

と言っていますが、私の場合、周囲にローフーダーどころか、菜食者さえいないので、モチベーションをキープするには、インターネットの世界に行くしかありません。でも、ここのところ何かと用事に追われ、その時間も以前ほど取れない状態でした。ロー率低下の原因は、その辺りにもあるかもしれません。日本でも「朱に交われば赤くなる」と言いますから、環境の影響は侮れません。

ただ、ロー率が下がった(90%→70%)とはいえ、菜食はキープできているし、体調も良いのだから、ま、いっか、と自己弁護しているのですが、もっと若返りたいという野望をもっている私としては、マーカスさんなどを見ると、やっぱローフードだよね、と思うので、気合いを入れ直したいところです。

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コメント

Norahさんおかえりなさい。

以前、何度かコメントさせていただいたFruitMonsterです。

ぼくも今月から少し生活環境などがかわり、しっかり食生活が乱れました(笑)
これではアカンと思い、気持ちを引き締めるために「お気楽人生手帖」を読みなおそうとしたら更新されていて嬉しかったです。

ぼくは生活が乱れると、どうしても食も乱れがちになります。
乱れるといっても以前よりはマシになってロー率は80%くらいで菜食キープなので体調はまずまず良い感じです。

しかしもっと健康に元気ハツラツに生きたいとおもってしまう欲深い男なのです(笑)

Norahさんのブログを読んでテンションが復活したのでまた気合を入れてローフード生活をしていきます。

目指せマーカスさんです!

★ FruitMonster さん

コメントありがとうございます! 更新に気付いてもらえて良かったです。ちょっと大げさな更新休止宣言をしちゃったので、当分アクセスしてもらえないかも、と思ったりしていたので…。

FruitMonsterさんも生活環境に変化があったんですね。ほんと、食って、ライフスタイルの影響を受けやすいです。でも、以前ほど乱れていないとのことなので、やっぱり一旦ロー率をある程度まで上げると、そうそうボロボロに崩れたりはしないのかもしれませんね。私も毎日、生の果物と野菜は欠かさず食べています。

Like-mindedな仲間からコメントをもらえて、気合いが入りました。マーカスさん目指して頑張りたいです。もっと健康に元気ハツラツに生きたいと思うってところ、まさに同じ。私も欲深いです(笑)。

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