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    名前: Norah(のら)
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2011年10月 2日 (日)

牛乳神話から抜け出すチャンス

過去記事(「食育という名の横暴」)で給食を強制的に食べさせる指導が行われている件について書きましたが、まだまだ他にも同様の事例があるようです。こちらの動画では強烈な話が出ていました。福島県会津若松市の小学校で、牛乳を拒否している子どもたちに対し、教師がその子たちを教室の前に出させて、ひとりずつ牛乳をバケツに捨てさせ、なぜ飲まないのか、その理由を問いただしたあげく、
「これを飲まない人は、福島県民じゃない。住む資格はない!」
と言い放ったとか…(呆)。

この時代錯誤的な発言に怒りを覚える人は多いと思いますし、実際、子どもたちには「安全な牛乳」を飲ませるべきだという主張もあちこちで目にします。

しかし、私は「安全な牛乳」という言葉に違和感を覚えます。牛乳というのは、放射能以前に問題の多い食品なのですから…。

『乳がんと牛乳』の著者である、ジェイン・プラント教授は、乳がんの再発に苦しみ、試行錯誤の末、牛乳・乳製品などを断ったことで、乳がんを克服したとその著書に綴っています。

プラント教授の病歴
(以下、Amazonの内容紹介から引用)
乳がん発症 → 乳房切除 → 5年後に転移 → 2週間後に再々転移 → 放射線療法 → リンパ節に3度目の転移 → 放射線による卵巣摘除 → リンパ節に再度、鶏卵半分ほどの大きさのがん発症 → 牛乳・乳製品・乳牛肉の摂取をやめる → リンパ節のがんが小さくなり消滅 → 15年間一度も再発なし。

また、『常識破りの超健康革命』(松田麻美子著)によると、

牛乳はさまざまなアレルギーの最大の元凶であるばかりか、別名「液体脂肪」(カロリーの49.6%は脂肪)と呼ばれる悪漢飲料で、肥満、ガン(乳房、前立腺、大腸など)、リンパ腫、心臓病、脳梗塞の要因となります。

また白血病、中耳炎、扁桃腺炎、貧血、小児糖尿病(タイプI糖尿病)、乳幼児突然死症候群、腸壁からの出血、疝痛ほかさまざまな病気も牛乳・乳製品が主要原因となっていることが証明されています。

とあります。

骨を強くするとか、背が伸びるとか、いわゆる「牛乳神話」を信じて、常飲している人も多いと思います。私も母乳を一滴ももらわず、粉ミルク100%で育てられ、その後も9年前思い切ってやめるまで、何十年も毎日飲んでいました。私の両親は二人とも小柄(父160cm、母148cm)で、私の身長が160cmになったことを大変喜び、「牛乳のおかげ」と言っていましたが、もし、これが本当に牛乳のおかげだとしたら、そして、次の記事の仮説が真実なら、かなりマズい気がします。

ベルギーニュース
牛乳の飲みすぎは体に悪い?

1日にコップ2杯以上の牛乳は健康によくないという研究結果を、米国の栄養学者であるウォルター・ウィレット氏が発表した。同氏は金曜日にオランダのエラスムス大学病院にて講演を行う。

ハーバード公衆衛生大学院の研究者であるウィレット博士は、食品業界が乳製品の大量摂取を勧めるのには注意が必要だと警鐘をならしている。たとえばオランダの食品健康センターでは1日に3杯から4杯のミルクを飲むことを推奨している。オランダ人は牛乳や乳製品の摂取量が多い。

今回の調査では骨折率も牛乳の摂取量とほとんど関係ないことがわかった。さらに、牛乳の取りすぎと前立腺がんの発生率に相関性があることも見つかった。また身長もある種のがん(乳がん、卵巣がんなど)の発生率に影響をあたえるという結果も出ている。これらのがん発生は背の高い人に多い。
「牛乳を大量に摂取する人は身長が伸びやすい。とくに成長期に大量に牛乳を摂取するとがんの発生リスクが上がるのでは」
と同氏は仮説を述べている。

しかしながら、乳製品が必ずしも悪者であるわけではない。同氏は、牛乳の摂取の多い人は大腸がんの発生の可能性が減るという相関性も認めている。一日にいったいどのくらいの量の牛乳摂取が適切なのかについて、さらに研究を進める必要があるとしている。しかし1日に2杯は多すぎのようである。

(2011/09/24 Sat 14:53)

上記の記事は、酪農・食品産業に配慮したのか、「1日にコップ2杯以上の牛乳は健康によくない」と控えめなトーンですが、がんの発生に関与している可能性があるものを、わざわざ飲む必要などないでしょう。たとえ牛乳によって大腸がんのリスクが下がるにしても(上記の松田さんの本では、牛乳は大腸がんの要因となっていますが)、乳がんや卵巣がん、前立腺がんになってしまっては仕方がないと思うのですが…。

牛乳など飲まなくても、背が伸びる人は伸びるのだと思います。例えば、自力整体の矢上裕さんの場合、ご両親はお二人とも150cm未満だったそうですが、ご自身は178cmです。ご両親は息子の身長を伸ばすべく牛乳を飲ませたかったようですが、牛乳を飲むと下痢をする体質のため、結局飲まなかったそうです(詳細はこちら)。

そして、背の高さにこだわることも、そろそろ時代遅れになってほしいものです。現代では社会全体が長身のメリットにばかり注目していますが、短身のメリットというのもあるわけだから、背丈云々より心身の健康状態にこそ注目すべきです。

牛乳・乳製品はただでさえ有害なのに、昨今はとんでもなく危険な放射性物質まで入っています。個人的には、完全に断つことをお奨めしますが、それがどうしても無理なら、極力控える方向で行ったほうが良いと思います。

政府や自治体が教育・医療関係者、メディアを巻き込んで、躍起になって牛乳・乳製品の摂取を奨励(強制)するのは、国民の健康を守るためではなく、国の産業・経済を守るためでしょう。3.11以降、政府や官僚、大企業の傍若無人ぶり、無能ぶりが露呈され、化けの皮がはがれたことによって、社会システムに懐疑的な目を向ける人が増えています。今は、ある意味、これまでの「常識」を見直す良い機会なのではないでしょうか。

● 地球上で種族の違う動物のミルクを飲んでいるのは人間だけである。

この地球上に棲息する動物たちで生涯「乳離れ」していないのは人間だけである。

                                    -----------『常識破りの超健康革命』より


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