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2010年12月13日 (月)

湯たんぽ

ここ東京も徐々に寒さが厳しくなり、昨日、物置からごそごそと湯たんぽを取り出してきました。冷えとり健康法を始めたことで、湯たんぽにも関心が向いたのですが、寝床が温かいというのは本当に快適で、寝付きが早くなり、幸福感も倍増します。

あらゆる病気は元をたどるとすべて循環障害であり、不健康な人というのは大体血液やリンパ液の流れが悪くなっています。私もご多分に漏れず、血行が悪く、すぐにむくんで足先が冷たくなってしまいます。お風呂でせっかく温まっても、そのまま布団に直行しないかぎり、足が氷のように冷え切ってしまい、さあ寝ようと思って布団に入っても、冷たい足ではなかなか眠れません。布団の中で足をこすりあわせたり、体を丸めて足を抱きかかえて温めたりと、涙ぐましい奮闘努力の末にようやく眠りにつくという状態でした。

お湯を沸かし、湯たんぽに注ぎ入れて準備するという手間はありますが、その準備さえしてしまえば、極楽気分が味わえます。入浴後、のんびり自力整体をして、足先が冷えてしまっても、布団に入って、温かい湯たんぽの上に足を置けば、ぬくぬくとした幸せな気分ですぐに眠れます。

湯たんぽも色々な種類があるようで、冷えとり健康法の進藤義晴さんは陶製の湯たんぽを奨めておられます。子どもの頃、家に金属製の湯たんぽがあったので、湯たんぽといえば、金属と思っていましたが、陶製のほうが歴史が長いようですね。

陶製の湯たんぽは保温性が良く、遠赤効果があるとかで、私も陶製の購入を検討していたのですが、結局迷った末、銅製の湯たんぽを買いました。坐骨神経痛を発症する前後、非常に寝相が悪くなり、夜中に大暴れをしているみたいだったので、陶製だとベッドからフローリングの床に蹴り落とし、割れてしまうのではないかと思ったんです。

ちなみに寝相が悪いというのは不健康の証とか。マクロビオティックの提唱者である桜沢如一が弟子の健康状態を確認すべく、寝相をチェックしてまわったという話を読んだことがあります。確かに、私も体調が悪かった頃は本当に寝相が悪く、元気になってきたら、寝相が良くなったような気がします。

そんな訳で、金属の中でも保温性が高いという銅製の湯たんぽを買ったのですが、その保温力には驚かされます。朝になってもまだかなり温かい、というか熱いです。夜中に暑いと感じて、布団の外に押し出していたりするので、湯たんぽにここまで保温性を求める必要があるのかよく分かりません(笑)。とりあえず眠るときに温かければ良いと思うので、材質にこだわるより、手頃な購入しやすいものをまず入手して使ってみるのもいいと思います。

私は気密性の高い(風通しの悪い)集合住宅に住んでいることもあり、今のところ暖房器具はこの湯たんぽのみで過ごしています(真冬にはさすがに暖房を入れますけど)。湯たんぽがなければ、夜は暖房を入れていたと思うので、湯たんぽが省エネにつながっているとも言えます。地味ですが、なかなかどうして、すぐれものです。

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